夏の紫外線はパーマより髪を傷める!? 「今、絶対やるべきヘアケア」3つ
夏もとうとう終わりを告げ、秋の季節がやってきました。夏の間は紫外線や海、プール様々な理由で髪のダメージを受けてしまっていると思います。
夏の間に受けたダメージは早めに対処をしておかないと取り返しのつかない状態に……! そこで今回は、夏の間に受けてしまった髪のダメージへの対処法をご紹介します。
夏のダメージは、パーマをかけたときより深刻!?
夏は紫外線の影響でダメージがとても進みます。太陽の下に積極的に出なくても、普通に日常生活を送っているだけで“パーマを一回かけたときよりもダメージが進む”といわれているほど。
紫外線によって受けたダメージは、髪内部のタンパク質を流出させてしまうだけではなく、髪表面のキューティクルを開かせてしまい手触りも悪くしてしまいます。
夏が終わったばかりのこの時期こそ、しっかりとしたケアで髪をいたわってあげる必要があるのです。
ケア1:髪を伸ばしていても、少しだけ切っておく
傷んでしまった髪はそのままにしておくと枝毛になり、さらにその枝毛を放置しておくと健康な髪まで枝毛が進んでしまう恐れがあります。
枝毛になってしまった部分は早い段階でカットをして取り除くことが大切。傷んでいない髪へのダメージの侵食を抑えることができます。
たとえ髪を伸ばしていても、毛先だけで良いので少しカットしておくと良いでしょう。髪を伸ばしているときの天敵“切れ毛”になりにくくなるので、髪を健康な状態で伸ばしやすくなりますよ。
ケア2:いつもとは違う「集中トリートメント」
毛先を少しカットした後は、必ず栄養を髪の内部に入れる“集中トリートメント”をしてください。普段からシャンプーの後にトリートメントを使っている方は多いと思いますが、普段よりも良いトリートメントをしておくことをおすすめします。
傷みが気になる方は、美容院でトリートメントをしてもらうのが一番でしょう。美容院では、豊富な種類のトリートメントの中から髪の状態に合ったものを選んでくれます。髪の内部まで丁寧にケアすることができるはずですよ。
担当の美容師さんにカウンセリングをしてもらい、適切な処置をしてもらってくださいね。
ケア3:髪だけじゃなく頭皮もケアを!
夏の間に受けるダメージは、実は髪だけではなく“頭皮”にも及んでいることが多いです。
夏の日差しを浴びると肌がこんがり焼けてしまうことがあると思いますが、頭皮は“体のなかでもっとも太陽に近い皮膚”。当然、肌同様に夏の日差しのダメージを受けていることになります。
頭皮のダメージを緩和するためには、“センシティブシャンプー”を併用してしばらく使うようにしましょう。“センシティブ”とは、敏感、繊細といった意味。頭皮にとても優しいシャンプーのことです。
普通のシャンプーよりも洗浄力が弱いので、頭皮に優しいといわれています。さらに女性の方でも薬用のスキャルプローションなどで頭皮に栄養を与えてあげることで、頭皮のダメージ緩和が期待できるでしょう。
秋冬に影響を及ばさないよう、夏のダメージは早めに対処をしておきましょう。
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※ Africa Studio、Boiko Olha/Shutterstock