【永久保存版】春の衣替えに!今やっておきたいクローゼット整理&お手入れ術
季節も春に移り変わり、真冬の服を着る機会もだいぶ減ってきましたね。そんな衣替えのシーズンこそ、ワードローブを見直すチャンス。
また、次の秋冬シーズンに着るニット類なども、しっかりお手入れをして綺麗な状態で来シーズンを迎えられるようにしておくことが大事です。
そこで今回は、整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんに 季節の変わり目にやりたいクローゼット整理とお手入れについて教えてもらいました。
「好きかどうか」と「着ているかどうか」で仕分ける
まずは秋冬服を仕舞う前にクローゼットのから全部出しましょう。
そしてニット、シャツ、ボトムスなどの種類ごとにざっくり分けた後に「好きかどうか」「着ているかどうか」の2軸で分けていきます。
こちらは筆者の秋冬のニットやカットソーなどのトップスを分けた例になります。
右上から時計回りに、
・好きで着ている服
・好きじゃないけど着ている服
・好きじゃないし着ていない服
・好きだけど着ていない服
という仕分けです。
“好きじゃないし着ていない服”は、真っ先に処分を検討すべきカテゴリなので、もしこのゾーンの服が多かった方は要注意。
また“好きだけど着ていない服”も、現在のライフスタイルに合っていない服になっている可能性があるため、一度袖を通してみて本当に残すべきか考えましょう。
筆者の場合は、ある程度ワードローブもこまめに整理するようにしているため、“好きじゃないし着ていない服”はありませんでしたが、かなり色や柄が偏っていました。
こうした傾向が見えると、新しい春服を買う時に選ぶ服の選択肢も変わってくると思います。
冬服を仕舞う前にやっておきたい、ニットのお手入れ
冬物のニットなどは、衣替え前にしっかり毛玉取りのお手入れをしておきましょう。クリーニングに出しても毛玉は残ってしまうので、ブラシで毛玉を取ってケアします。
電動の毛玉取り機は短時間でたくさん取れるので便利ですが、やはりニットを痛めてしまいがちなので、特にカシミアなどのデリケートなニットはブラシを使って手で取るのがおすすめです。
ちなみにこちらは右側がブラシをかけた方、左側がかける前です。やっぱりちょっとケアしてあげるだけでだいぶ違いますよね。
こうしたひと手間が大切な洋服を長持ちさせるのに大事なので、ぜひ手間を惜しまずにしっかりお手入れしてあげましょう。
残すものはクリーニングへ、処分するものは買取サービスやリサイクルへ
そして、一通りケアが終わったら、来シーズンまで仕舞っておく冬物はクリーニングに出しましょう。自宅で洗えるものは、ホームクリーニングでもよいですね。
最近は宅配で利用できるクリーニング店も増えていますので、なかなかお店に持ち込むのが億劫だという方はそういうサービスを利用するのも手です。
そして、もう着ない服は買取サービスに出したり、フリマアプリなどで処分してしまいましょう。
買取でも値段がつかないような服は、『H&M』の店頭に持っていくと割引チケットと交換してもらえるのでこちらもおすすめです。
また、『ユニクロ』の洋服であれば店頭で引き取ってもらうこともできるので、捨ててしまうのがもったいない服はそういったリサイクルを利用すると手放しやすくなりますよ。
すっきり循環のよい、お手入れの行き届いたクローゼットだとおしゃれも楽しくなりますよね。
ぜひ気持ちよいクローゼットをキープできるように、春を迎えるタイミングでひと手間かけてあげましょう。