自分は大丈夫なんて絶対にない!知っておきたい「使える防災グッズ」3選
例年9月が一般的だった”防災グッズの見直し”。しかし、東日本大震災をきっかけに3月も防災意識が高まり、年2回の見直しをしているご家庭も多いのではないでしょうか。
飲料水や食品などの”消費期限の見直し”や家族の生活サイクルの変化による“防災グッズの見直し”は、もしものときに慌てないためにも万全にしておきたいもの。
でも、実際に災害に遭遇したときのイメージがしづらく、果たして本当にそれらのグッズを使いこなすことはできるのか……と、いくら万全に見直しても完全に安心することができないのが、もしもの備えですよね。
今回は、使うときをイメージしながら、少しの工夫をするだけで災害時にとても使いやすくなる、そんな例をいくつかの防災グッズでご紹介いただきました。
どんな状況でも違和感なくかぶれるヘルメット
防災用として流通しているヘルメット。かさばるからと、いざというときに取り出しにくい奥の方にしまいこんでいませんか。
おすすめは、コンパクトにたためるのに、簡単に元の形状に戻り、しっかりとガードする機能もある便利なヘルメット。これなら防災リュックにも収納できますよ。
また、災害状況が落ち着いたあとは、ヘルメット着用をおざなりにしてしまいがちです。
一見すると、ヘルメットには見えない帽子タイプなどは、違和感なく被りやすいので、どのような状況でも活用しやすいですね。
トイレグッズには、袋の準備がマスト
災害時には、避難所生活を免れない地域も発生します。また、避難勧告は出ない地域でも震災のときには、水が長期間使えないことも。そんなときに最も通常生活と異なることといえば、トイレの共用です。
想定して、防災リュックにはトイレットペーパーとサニタリー用品を準備しておくことは必須。とはいえ、トイレットペーパーをそのまま抱えて移動するのは、気がひけるものです。黒っぽい巾着などを用意しておくと、スムーズに持ち歩きやすくなりますよ。
大きな非難リュックと持ち運びの小さなバッグ
このように防災グッズを一つ一つチェックして、大きなリュックに詰めて取り出しやすいところにセッティング完了! と思いきや、実際にはちょっとした移動など、大きなリュックは不要だけれども、必要最低限の災害グッズを持ち歩きたい。そんな状況も多いものです。
写真のように大きなリュックに入れた避難グッズとは別に、小さなバッグがあると便利ですね。重要な連絡先のメモや小銭、飲料水やコンパクトな食べ物、軍手とマスクとホイッスル……と、最低限身につけておきたいものを準備しておきましょう。
リュックと併用しても便利ですし、これだけで持ち歩いても安心です。
他にも、「実際に使う時はどうなのか?」と、イメージしてみたら、意外とそのままでは使いづらいことに気づくこともある防災グッズ。
今年の防災グッズの見直しは、実際に使う状況をイメージしながら、さらに踏み込んでしっかり見直してみてはいかがでしょうか。