あっという間で簡単!たった2ステップで「デスク周り」を整理するテク
オフィスや自宅の“デスク周り”は、何かと散らかりがちですよね。しかし、仕事や情報の管理をするデスクは、いつでも整った状態を保ちたいところ。
デスク周りの整理の基本は、オフィスも自宅も同じです。そこで今回は、整理収納アドバイザーのmaikoさんに“デスク周りの整理術”を教えてもらいました。
STEP1:文房具を1カ所に集めて整理
まずは、デスク周りで散らかりがちな文房具を1カ所に集めてみましょう。1カ所に集めてみると、思っていた以上に数を持っていたり、点在して収納していた……ということがあります。
デスク周りの文房具は、必要なものだけあれば十分です。使う人によって必要な数や種類は違いますが、一般的には、ペンは5本以内、ハサミは1~2本程度あれば困ることはないのでは。その他に必要なものとして、油性ペンや筆ペン、定規やステープラー、修正テープなどがありますが、これらは使用頻度も低いので、それぞれ1つずつそろえておけば十分です。それらを目安として、まずは整理をしてみましょう。
整理後は、使用頻度の高いものだけをデスクの上に立てて収納し、使用頻度の低い文房具は引き出しに収納することで、デスク周りをすっきりさせることができます。
そして、引き出しの収納には、必ず収納ケースを利用することを忘れずに。細かい文房具が迷子にならないように、収納ケースを利用して、一目で把握できる収納を目指しましょう。
STEP2:処分する書類も「定位置」をつくっておく
文房具以外にデスク周りで散らかりがちなものが、“紙類”です。必要・不要の分類から始まり、保管の方法や処分の方法など、実はハードルが高いのが紙類の整理なのですが、ここで注目したいのは、シュレッダーなどの一手間の処理を加えてからでないと処分できない書類たちです。
散らかりがちな書類は、必要・不要の判断が何より大切ですが、きちんと内容を読まずに、なんとなくとっておいた書類がどんどんたまってしまうというのは、よくあるパターン。そうならないためにも、書類にはきちんと目を通し、必要なもの以外は処分することが大切です。しかし、不要な書類の処分といっても、そのまま捨てればいいといったものは少なく、特にオフィスでは、ほとんどの書類がシュレッダーにかけることが必要になるでしょう。
不要な書類も、シュレッダーにかけるとなると、ある程度まとめて処分した方が効率がいい場合が多いですね。そのため、不要な書類には、シュレッダーにかけるでまで保管しておく“定位置”が必要です。しかし、この“定位置”がなく、「あとは処分するだけだから」などと、とりあえずデスクに適当に置いてしまうことが、散らかる原因です。
あとは処分するだけの“シュレッダー待ち”の書類でも、書類トレーなどを使い、きちんと定位置を作って保管しましょう。そして、そのトレーがいっぱいになる前にきちんと処分するというルールを決めましょう。
散らかりがちな文房具と書類を整った状態にしておくことで、デスク周りの管理は格段にしやすくなるはずです。仕事や情報管理が効率よく行えるように、ぜひ整理をしてみてくださいね。
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※ Jat306、ArthurStock/Shutterstock