【2022】編集部特選!京都で飲みたいクラフトビール9選
記録的な暑さが続く2022年の夏。こんな時こそ飲みたくなるのが、キンキンに冷えたビールですよね。近頃話題のクラフトビールですが、京都府内にもたくさんのブルワリー(醸造所)があるのをご存じですか。今回は、KYOTO SIDE編集部が厳選して京都のおいしいクラフトビールが味わえるブルワリーをご紹介します!(お酒は20歳になってから)
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください。
・屋外の活動も慎重にしてください。
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください。
3か国出身の3人による“京都だからこそ造れる”クラフトビール
京都醸造株式会社(京都市南区)
京都醸造株式会社は、アメリカ人のクリス・ヘインジさん、ウェールズ人のベン・ファルクさん、カナダ人のポール・スピードさんの3か国3人が2015年に立ち上げたクラフトビールの株式会社です。主としてベルギー由来の酵母にアメリカ産などのモダンなホップを掛けあわせた味わい深いビールを造っています。
醸造所にタップルームが併設されているので、その場で樽生ビールを楽しむことができます。フードメニューはありませんが持ち込みが可能で、日替わりで来ているキッチンカーメニューとビールをペアリングして楽しむのもオススメ。その他、全国の百貨店・小売店等で缶ビールが販売されています。全国の常設店(いつでも京都醸造の樽生ビールが飲めるお店)でも樽生ビールが飲めますので、ぜひWebサイトもチェックしてみてください。
「一期一会」(左上)、「一意専心」(右上)、「黒潮の如く」(左下)、「週休6日」(右下)と、それぞれの名前にステキなストーリーがあります。定番4種類について少しご紹介しますね。
<一期一会>ベルギーの「セゾン」スタイルを踏襲。軽やかでドライな飲み口はそのままに、柑橘系ホップによる華やかな香りを楽しめます。「すべての機会は一生に一度しかないので、ベストを尽くせ」という意が、同社のビール造りの考え方と合うことからネーミング。
<一意専心>ドライな喉ごしと、ベルギ―酵母が生むフルーティーな味わいがホップの香りが特徴の酵母が自慢のベルジャンIPA。クラフトビール業界には職種を問わずビールのために一生懸命(そして楽しく)働く人が多いことからネーミング。
<黒潮の如く>ダークチョコを思わせる深い香ばしさとベルギー酵母が醸すダークフルーツのような味わい、そしてドライな喉ごしが特徴のベルジャンスタウト。名前の由来である黒潮は世界で最も強い海流のひとつ。北太平洋へと繋がりまた黒潮として戻ってくる、海流の流れそのものがちょうど今のクラフトビールの世界的な潮流に通じると名付けられています。
<週休6日>トロピカルな柑橘系ホップにモルトとベルジャン酵母がうまく調和し、毎日でも飲みたくなる飽きのこない味わいが特徴のベルジャンセッションIPA。アルコール度数が控えめで飲みやすいので、肝臓にも少し優しいことから、週休2日をもじった「週休6日」と名付けられました。週に2日の休日だけでなく、週のうち6日飲んでも大丈夫かも!?
こちらは8月中旬より発売される季節限定醸造ビール「秋の気まぐれ」。
その他、月に3~4回程度限定醸造を発売しています。こちらも楽しみ!
気まぐれシリーズ 四季折々の季節感をIPAで表現したら、という発想から生まれた根強い人気の気まぐれシリーズ。
毬一族シリーズ 香り高い風味を生むベルジャン酵母とジューシーなアメリカンホップを掛け合わせたIPAを数多く輩出してきた「毬一族」シリーズ。
満彩シリーズ 乳酸菌によるさっぱりとした酸味に果物や香草の風味がふわっと香る爽快なサワービールシリーズ。
…など、定番シリーズに加え、11種のシリーズがあります。
■■INFORMATION■■
京都醸造株式会社
住所:京都府京都市南区西九条高畠町25-1
TEL:075-574-7820
※缶ビールの持ち帰りも可能。
全種類コンプリートしたくなる?! 丹後七姫が描かれたボトルがおしゃれ~
京都丹後クラフトビール(京丹後市)
道の駅 丹後王国「食のみやこ」内にあるマイクロブルワリー。世界のビール審査会で累計10回以上の受賞を誇る高品質で飲みやすい味わいが特徴。丹後に伝わる7人のお姫様「丹後七姫」が描かれたイラストがカワイく、全部揃えたくなります。これら定番とインパクトのあるIPAを含めた計 8 種類が揃います。(紹介は左より)
<マイスター>副原料に丹後産コシヒカリを使用しており和食、特に焼魚との相性◎
<ピルスナー>ホップの上品な香りと爽快な喉越しが特徴。ソーセージと塩味のフライドポテトと相性バッチリ。
<スモーク>5種類の麦芽をブレンドし心地よい苦みとスモーキーな香りが魅力。スモークサーモンやチーズと合わせても◎。
<ヴァイツェン>爽やかな口当たりとフルーティな香りが特徴。レモンなど柑橘類をトッピングしてカクテル風に。また辛口のカレーとも相性バツグンなんですって。
<ロンドンエール>軽快な苦みとフルーティな香りが特徴。醤油など発酵食品と合うのでお刺身や和食と共に。
<アンバーエール>芳醇で香りが強いで牛筋煮込みや煮つけなど味の濃い和食とも相性よし。
<メルツェン>すっきりさと香ばしさが特徴。ビールのお供の王道、ソーセージなどと共に。
<IPA>ずっしりした苦味が特徴味の強く、肉料理などに最高
■■INFORMATION■■
京都丹後クラフトビール
住所:京都府京丹後市弥栄町鳥取123
TEL:0772-65-4193
購入:道の駅 丹後王国「食のみやこ」、京土愛(京都タワー1F)など
京都らしいネーミングも◎日本酒の仕込み水で醸す麦酒
京都町家麦酒(京都市中京区)
1997年の創業時よりドイツの「ビール純粋令」を守り、麦芽・ホップ・水のみの原料による麦酒醸造を行っている蔵。仕込み水は江戸時代より酒造りに重用された名水『桃の井』を使用し、かって日本酒を醸していた土蔵造りの蔵で醸造されます。こちらは商品のネーミングも特徴的です。(紹介は左より)
<京都花街麦酒 まったり>香ばしいカラメル麦芽をふんだんに使った、ほろ苦いアルトタイプ。肉料理をはじめイタリアンや中華、漬物などにとても相性◎
<京都町家麦酒 かるおす>軽い飲み口とすっきりとした味わいのケルシュタイプ。酵母の華やかな香りが特徴。和食や白身魚、お豆腐とも相性が良いそう。お正月にもいいですね。
<京都平安麦酒 くろおす>ロースト麦芽の苦みと香ばしさが魅力のドライスタウトタイプ。そのまま、またはバニラアイスにかけるとアフォガートのようなデザートとして楽しめるそうですよ。その他、フルーツのようなホップ香としっかりとした味わいを持つ「はんなりIPA」など季節限定商品も登場するので要チェックですよ。
330㎖ 540 円~(税込)
■■INFORMATION■■
マツヤ株式会社
住所:京都府京都市中京区堺町通二条上ル亀屋町173
TEL:075-223-2178
購入:京都市内各百貨店酒売り場
元・杜氏が手がけるコトコト丁寧なビール
ことことビール(木津川市)
京都府の南部・木津川市に今年誕生したことことビール。京都市と奈良市の中間点にあることから「古都」にかけてブランド名にしたという、ユニークなブルワリーです。
以前日本酒の酒蔵で杜氏として働いていたスタッフが作るクラフトビールは、職人技を活かすためにガス火を使用。木津川の美味しい水と厳選した素材で醸すビールは、「クラフトビール初心者でも楽しんでもらえるように」と定番のピルスナーをはじめ、4種類をラインナップ。
<GO!GO!ヴァイツェン>大麦と小麦の麦芽をそれぞれ50%ずつ使用。ホワイトビールならではの優しい味わいときめ細かな泡立ちが特徴。和食にも合わせやすいクラフトビールです。
<漆黒のスタウト>黒ビールならではのコクと風味、ボディのあるスタイルながら飽きの来ない味わいが人気。ハンバーグなどの肉料理やチョコレートとのペアリングが◎。
<黄金色になれ!ピルスナー>世界中で愛されているピルスナーと日本酒づくりの技術が見事にマッチング!麦汁の旨みとホップの軽やかな苦味は、普段飲んでいるピルスナーとは違った味わい。スパイシーなカレーだけでなくお刺身とのペアリングもおすすめです。
<圧倒的ホップ!IPA>ホップを大量に使ってコクと苦味を演出するIPA。ことことビールでは3種類のホップをしようした品のある苦味と香りが特徴。食事の邪魔をしないバランスがとれたビールは、食中酒にもピッタリです!
各770円(税込)
ことことビールは、8/31からネットショップで購入可能。販路も拡大中とのことで、見かけたらぜひ買っておきたいものです。すぐにでも飲んでみたいという人には、隔週土・日曜に開催されるカジュアルなブルーパブで味わってみてはいかが。JR棚倉駅から徒歩1分、線路を望む開放的なスペースで、ビールを楽しむのも素敵ですね!
■■INFORMATION■■
ことことビール
住所:京都府木津川市山城町平尾三所塚58
TEL:0774-39-7350
写真映えもバッチリ! 京都のお茶を使ったビールが飲める
Kyoto Beer Lab (京都市下京区)
2018年3月に七条木屋町にオープンしたブリューパブ。店の表がビアバー、裏がビール工場になっているので、いつ訪れても出来たてのビール8種類が出迎えてくれます。看板商品はなんといっても京都府の茶処・和束の茶葉を使った3種類の茶ビール。それぞれのお茶の香りや苦味風味を活かし、とても個性的。こちらは海外の方にもとても人気があるそうですよ。バーでは料理メニュー充実しているのでビールとの組み合わせを愉しんでくださいね。
<深蒸し茶IPA>深蒸し茶の香りと、柑橘・スパイスを思わせるホップの香りが相性抜群。IPAの特徴である苦味を茶葉で表現した全く新しい仕上がり。心地良い苦味と共に広がるお茶の香りで余韻も長く楽しめます。
<かぶせ茶ホワイトエール>小麦の麦芽を原料にした、すっきりとした味わいが特徴的な白ビール。軽い酸味のなかにかぶせ茶のとろりとした甘みを感じる、爽やかな味わいのビールです。
<ほうじ茶スタウト>ロースト麦芽をふんだんに使用した、深い味わいの黒ビール。麦芽の芳醇な味わいのなかに感じる、ほうじ茶の豊かな焙煎香が特徴的です。各700円(税込)
■■INFORMATION■■
Kyoto Beer Lab
住所:京都市下京区木屋町通正面下ル十禅師町201-3
TEL:075-352-6666
購入:瓶ビールはKyoto Beer Labで購入可。
【ここでも買えます】
京都市内の他にも買えるところ、飲めるお店あるそう。お店にお問い合わせを。
あなたと織りなす至福の一杯
西陣麦酒(京都市上京区)
伝統ある京都西陣の地で自閉症の人と共にビールを醸造・販売するブルワリーです。西陣麦酒のビールは、それぞれが個性的かつ多様性に富んでいるのが特徴。ひとつのイメージにとらわれることなく、ブルワー(ビール醸造を行う職人)たちがその個性を活かしつつ、色々な人たちと連携してビールを造っています。
「少量から造ることができるクラフトビールだからこそ、ビールの色々な在り方の探求を実践していきたい。」と語るのは醸造所長の林田さん。「西陣麦酒から生まれる『至福の一杯 /WELL-BEER』で、色々な人の色々な幸せを共に味わう、”WELL-BEERING(ウェル・ビアリング)”を願っています。」(林田さん)
さて、そんな西陣麦酒のラインナップは5種類。
<柚子無碍>苦味と香味の絶妙なバランスが整ったIPAに国産の柚子を加え、爽やかさとフルーティーさを増した一杯。 柚子とホップ由来の柑橘系とフローラルな香りに包み込まれます。がっつり系の肉料理とも相性◎
<Sweet Ginger Ale(スウィートジンジャーエール) >煮沸中に2段階に分けて生姜を投入し、辛味と香りをバランス良く抽出。さらにラクトース(乳糖)のほのかな甘み、英国産の最高級エールモルトの豊かな風味と深いモルトフレーバーが織り成すエールビールです。デザートビールとしてもオススメ、ほんのり生姜を効かせた和食との相性も◎
<室町セゾン>室町時代から紡がれる京都の発酵文化をテーマにした、フルーティーで華やかなアロマ、ドライな口当たりでドリンカビリティの高いビール。白ワインのように魚介に合わせるのもオススメです。
<白夜にレモンエール>アメリカ産シムコーホップを使い、クリーンな苦味とパッションフルーツのようなアロマをベースに、国産レモンの皮を加えることでより爽やかな飲み口を演出。低アルコールでドライな味わいを目指した、昼間から飲めるウィートエール。塩系、油っこい系のフードと相性◎
<Silky Weizen(シルキーヴァイツェン)>小麦やオーツ麦によるシルキーな口当たりと、カラメルモルト等を使用することにより、ボディ感を高めたヴァイツェン。クリームチーズなどクリーミーな料理と相性◎
各590円(税抜)
西陣麦酒タップルームは現在営業休止中ですが、2023年春にリニューアルオープンの予定とのこと。下記購入可能なスーパーやドラッグストア、飲食店で味わってみてはいかが。
■■INFORMATION■■
西陣麦酒
住所:京都市上京区竪門前町414西陣産業会館115 ヒーローズ内
TEL:080-2514-3441
【購入可能場所】
ロピア京都ヨドバシ店 http://lopia.jp/shop/kyotoyodobashi
ドラッグひかり各店舗 http://drug-hikari.co.jp
道の駅 京丹波 味夢の里 http://ajim.info/concept/
【ここでも飲めます】
酒割烹 CRAFTMAN https://www.instagram.com/craftman.kyoto/
じじばば木馬亭 https://www.instagram.com/jijibabamokubatei/
京のSAKESORA https://kyoto-sakesora.beer
与謝野町産フレッシュホップを使用したリッチなクラフトビール
かけはしブルーイング(与謝野町)
山・川・海の豊かな自然に恵まれた京都府北部の与謝野町。この町では、2015年からビールに苦みや香りをもたらすホップの栽培が行われています。栽培開始当初は年間100キロほどの収穫量でしたが、2020年には約2トンの量を獲れるほどまで成長しました。この京都・与謝野町産のホップを使ったビールが、今回ご紹介するかけはしブルーイングの『ASOBI』です。
一般的にビール造りには、「ペレットホップ」と呼ばれる粉砕・圧縮成形された加工品を用いますが、ASOBIでは採れたてに近い状態の与謝野町産フレッシュホップを使用。一つひとつ手摘みを行い、生のまま真空冷凍をしているため、加工ホップに比べてもみずみずしく、より新鮮な香りを楽しめるのだそうです。スッキリとした後味もあって、食事にも合わせやすいのも魅力的ですね。
かけはしブルーイングを手掛ける(株)ローカルフラッグの濱田さんによると、このビールは「飲めば飲むほど地球環境問題に貢献できる」ビールを目指しているのだそうです。ビールのラベルにも描かれている天橋立は、生活排水流入と内海の海流の流れの悪さによる海の富栄養化が起こり、牡蠣が大量繁殖し社会問題化しています。一部では牡蠣殻が島を造るまで増えてしまい、美しい天橋立の景観を損ねてしまうだけでなく、悪臭の原因にもつながっているのだそうです。
そこで、かけはしブルーイングでは、ビールの硬度調整用の資材としてこの牡蠣を使用。また、岡山県にある吉備国際大学農学部醸造学科と協同研究プロジェクトを組み、牡蠣の殻を使った濾過材の開発にも着手しているそうです。将来的にはASOBIを飲めば飲むほど天橋立の環境保全につながる可能性が高まります!
ASOBIは、かけはしブルーイングのネットショップで販売中です。美しい天橋立に思いを馳せながら、フレッシュホップの華やかな香りを楽しんでみてください!
■■INFORMATION■■
かけはしブルーイング(株式会社ローカルフラッグ)
TEL:050-5373-5587
住所:京都府与謝郡与謝野町字男山119-5
2011年創業、京都で最初のマイクロブルワリー
一乗寺ブルワリー(京都市左京区)
仕込みのほとんどを手作業で行昔ながらの直火で醸造を行っていたブルワリーだが、2019年に工場を大幅に改造。より高品質なビール醸造ができる設備となり、またそれまで200Lだった1回の仕込み量が500ℓと大きくスケールアップを遂げました。銘柄は定番が5種類、それに京都産の梅やレモン、麦芽、ホップなどを仕込んだ「テロワールシリーズ」が加わります。料理もおばんざいタパスなど、季節の京都食材・京野菜を使用したフードをご用意しています。小売りはないので四条河原町近くにある、一乗寺ブリュワリーがプロデュースするコミュニティ&ビアパブ「BEER PUB ICHI-YA」で味わってくださいね。
<レッドエール>定番の1杯。光にかざすとルビーのようなきれいな紅色が美しいアイリッシュレッドエール。ロースト香が特徴。
<スタウト>直火醸造に寄る麦芽の深い焙煎香が魅力。コーヒーのような風味が感じられます。グラスに注いですぐに飲むより、手で少し温めて15度くらいで飲むのが香りが広がるのでおすすめ。
<デストロイエンジェル>IPAながら麦芽由来の優しい風味。充実感がある味わいで、後味にグレープフルーツのような爽やかさがある、名前もスタイルも一乗寺の新しい挑戦となる一杯。
<テロワールゆずヴァイス>ヴァイツェン酵母を使用した小麦ビールをベースに柚子の名産地・京都市右京区水尾の柚子をブレンドして醸造。軽やかでフルーティな一杯。
■■INFORMATION■■
一乗寺ブルワリー
京都府京都市左京区一乗寺出口町10-1
TEL:075-702-2002(平日 10:00〜17:00)
【ここで飲めます】
BEER PUB ICHI-YA
伏見の名水に清酒酵母や山田錦を使った、清酒メーカーが造る地ビール
黄桜(京都市伏見区)
1995年に誕生した京都で最初の地ビールです。特長は、清酒の仕込水である名水「伏水」を使用し清酒メーカーが作る地ビールとして清酒製造技術を生かして醸造しています。
<ケルシュ>淡い黄金色をした華やかな香りとさっぱりとした飲み口が特長。春巻き、エビチリ、魚介類と共に。
<アルト>濃い赤銅色をした香ばしい麦芽の香りとホップの苦味が絶妙に調和したビールです。餃子、冷奴、串カツなどと相性◎。
<蔵のかほり>清酒酵母で醸した清酒風味がほのかに香る、淡い山吹色したまろやかなビール。唐揚げ、グラタン、コロッケなど、しっかり味の料理にピッタリ!
<山田錦>最高クラスのお酒の仕込みに使われる酒造好適米「山田錦」を使用し、きめ細かな泡とやわらかな風味が特長の淡い山吹色したオリジナルビール。塩味の利いた鶏料理や素材の旨味をジューシーに味わえる「串あげ」が◎。
330㎖ 各411円(税込)※10月から各440円
こちらは、「幸運」が私のそばにいつもある、私の「相棒」ラッキーブリューです。
京都の名水で造られるラッキー、素晴らしい原材料で造られるラッキー、腕利きのブルワーに造られるラッキー、いろんなラッキーとの出会いから生まれた、今までになかった新しいビールです。
<CAT>ライトボディの軽快な味わいと、“ゆずの香りと和山椒”の隠し味がきいており、料理を選ばず楽しめます。
<DOG>特有の「シトラス香」を持つ米国産シトラホップを贅沢に使用し、シャープな苦味、柑橘系のフルーティな香りが特徴。色味は鮮やかなゴールド。ホップ感をより強調し、アルコール度数5%の味わいやすいビールとなっています。料理をはじめとする脂分のある料理と好相性です。
<CHICKEN>モザイクホップのトロピカルな香りとパンチのきいた苦味、カラメル麦芽の芳ばしさとほのかな甘みが、チキン料理の味をおいしく引き出します。
330㎖ 各323円(税込)※10月から各343円
普段は怖い悪魔たちも美味しすぎてついつい飲みすぎてしまうをコンセプトにした「悪魔のビール」です。
<レッドセッションIPA>ホップのトロピカルな香りとしっかりとした苦味が楽しめる赤い色のビールに仕上げました。トンカツなどの揚げ物、ハンバーグなどの濃い味の肉料理、スープカレーなどの香辛料が強い味の料理がおススメです。
<アメリカンブラックエール>ホップの爽やかな香りですっきりした味わいに仕上げました。麦芽の香ばしさが楽しめる漆黒のビールです。揚げ物やしっかりした味付けの料理だけでなく、チョコレートなど、デザートとも相性がよくオススメです。
330㎖ 各330円(税込)※10月から各352円
その他、こだわりの副原料を使用した発泡酒である丹波産黒豆使用の「丹波の黒豆」、冬季限定のチョコレートの甘い香りにホップの苦味が絶妙な「ビアショコラ」などもあります。
■■INFORMATION■■
黄桜株式会社
住所:京都市伏見区横大路下三栖梶原町53
TEL:お客様相談室075-611-2172(8:30~17:00平日のみ)
購入:百貨店など
京都で京都人が造る地ビール
ウッドミルブルワリー・京都(京都市上京区)
平成30年3月に創業したマイクロブルワリー。醸造責任者の辻本大和さんは京都で生まれ育ち、かつて京友禅染キモノ加工の職人だったというユニークな経歴の持ち主。様々な経緯から、業種は違っても「人を笑顔にするモノをつくる」という点で職人としての共感を覚え、地ビールの世界に飛び込みました。大阪の酒造会社で清酒とビール醸造の経験を3年間積んだ後、地ビール醸造所を立ち上げました。
コンセプトは「食事と楽しむことができるビール」。食事と共に、何杯でもおかわりしたくなるビールを目指し日々努力を重ねています。また京都人として地産地消を目指し、地域に根ざしたものづくりを行っています。
<はっさくホワイト>⼋朔をまるごと使ったベルギースタイルのビール。野菜サラダ、カルパッチョ、オイル系のパスタなどサッパリした料理と相性◎
<ゴールデンエール>どんな料理とも合いますが特に唐揚げやフィッシュアンドチップスなどの揚げ物と相性よし。
<ペールエール>辻本さんがビール造りを学んだ酒蔵の清酒を加えることで、深い味わいに。鴨ハム、燻製、肉料理などと合います。
<和らぎIPA>アメリカ産のホップ、ローラルを主に使⽤し、後⼝にジワジワと苦みを感じます。豚の角煮など濃い味付けの料理と共に。
さらに限定醸造ビールもあり、こちらは基本的に樽のみで販売。「コーヒーエール」「ベルジャンIPA」「はっさくれもんゴーゼ」など、月1種類ペースで醸造予定だそう。こちらは飲食店で食事と共に楽しんでくださいね。
■■INFORMATION■■
ウッドミルブルワリー・京都
住所:京都府京都市上京区上立売通小川東入上ル挽木町528
TEL:075-406-1463
購入はこちら:髙島屋 京都店、ジェイアール京都伊勢丹、前田豊三郎商店、山岡酒店、名酒館タキモト