パサつき髪を回避!? 美容師が教える「ドライヤー・コテ」前後の必須ケア
髪のパサつき、原因は何だと思いますか?
美容師の井上賢治さんによると、髪はカット、カラー、パーマだけで痛むものではなく、毎日のお手入れ方法でも状態が大きく変わるといいます。
とくに熱を使うドライヤーやコテは、使い方を間違えると髪のダメージが深刻になることも……。
そこで今回は、ドライヤーやコテを使う前後に取り入れたい“髪を傷ませないケア方法”を教えてもらいました。
ドライヤーを使う前後のケア
(1)タオルで髪を押さえつけるように水分を拭き取る
タオルでゴシゴシとこすってしまうと、キューティクルが乱れて髪が傷む可能性があるので注意しましょう。
(2)乾かす前に洗い流さないオイルをつける
オイルは、乾燥しやすい中間部分から毛先にかけてつけます。そのあと、キューティクルを整えるように、大きいクシや、手グシで毛先から優しくとかしてください。
(3)根元から毛先にかけてドライヤーをあてる
(4)最後にドライヤーを冷風にして全体にあてる
髪が乾いたら冷風に切り替えましょう。冷風をあてることにより、髪にツヤとハリコシが出てくるはずです。
コテを使う前後のケア
(1)髪を完全に乾かす
髪が少しでも濡れていると、蒸気が出て髪は傷みやすくなります。必ず完全に乾かしましょう。
(2)ツヤ出しスプレーを全体に吹きかける
ツヤ出しスプレーは髪をコーティングして、コテの熱から髪を守ります。また、コテの滑りをよくする効果もあり、余計な摩擦が起きることがないので髪を傷めず巻くことができます。
ちなみに、コテを使う前に乾いた髪にオイルをつける方がいますが、これは髪を傷める可能性があるので要注意です。
(3)目の粗いクシで全体をとかす
コテをあてたら全体をクシでとかしましょう。スタイリング剤をつける前に髪の絡みをとくことにより、摩擦が少なくなり、髪の傷みを軽減します。
いつものヘアケアにほんのひと手間プラスするだけで、髪の傷みは大きく変わるはず。
ぜひ、今日から試してみてくださいね。
【画像】
※ Parilov、New Africa、TierneyMJ/Shutterstock