収納量が変わる!? 整理収納のプロに聞く「ハンガー選び」3つのコツ
ちょっと油断すると、すぐパンパンになってしまうクローゼット。ファッションを楽しみたい方ほど、クローゼット収納の悩みは尽きないかもしれません。
たとえ着ていない服を整理しても、クローゼットのスペースに対して服の量が多くなってしまう……なんてことも。そんなときには、ハンガーを上手に使って、収納量を増やましょう。
今回は、クローゼット収納に役立つ“ハンガー選びのポイント”を、整理収納アドバイザーのmaikoさんに教えてもらいました。
1:スリムタイプを選ぶ
ハンガーの厚みによってもクローゼットにかけられる服の数は変わってくるため、クローゼットの容量を最大限いかすためには、スリムタイプのハンガーを選ぶのがおすすめ。
スリムタイプの厚さにも種類はありますが、1cm程度のハンガーであれば、ある程度の重さのある服にも対応できます。また、Tシャツなどの軽い服は、厚さ1cm以下のハンガーでも対応できるため、さらにクローゼットの収納量を増やすことができますね。
2:型崩れしない形を選ぶ
ハンガーの大切な役割は、服をキレイな状態に保ちながら収納するということ。適当なハンガーを使って、気に入っている服の肩部分を伸ばしてしまったり、型崩れさせてしまった経験はありませんか?
大切な服をキレイな状態に保って収納するためには、肩部分のラインが緩やかで、“型崩れに強い”ことを特徴としているハンガーを選びましょう。
さらに、服が滑り落ちないためのノンスリップ加工もポイントに。ハンガーに掛けていたはずの服が、気づくと落ちてしまっていた……そんなストレスがなくなります。
3:サイズや用途が豊富なシリーズを選ぶ
ハンガーが統一されてクローゼットの見た目がすっきりすると、無意識にその状態を保とうという気持ちが働き、クローゼットの状態が乱れにくくなるはず。
ボトムス用やクリップタイプなどを変形タイプを取り入れる際にも、サイズや形にバリエーションのあるハンガーを選んで、同じシリーズのハンガーで統しましょう。クローゼットはさらにすっきりした印象になります。
クローゼットで使うハンガーは、クリーニングの際にもらったものや、適当に買い足したものを使っていることが多いでしょう。
でも、きちんと選んで統一したハンガーを使うことで、スッキリ収納が叶います。ぜひ、ポイントを押さえて、ハンガー選びをしてみてくださいね。