たったコレだけ!トラベルライター直伝、旅行前日のチェックリスト5つ
出かける前からワクワクする海外旅行。でも、現地での予定を立てることに夢中で、海外に行ってから「あれを持ってくればよかった!」「日本で手続きをしておけばよかった……」などと、後悔したことはありませんか?
そこで今回は、トラベルライターの石原有起さんに、前日までに確認しておきたいポイント5項目をピックアップしてもらいました! ぜひ、旅へ出かける前のチェックリストに加えてみてくださいね。
1:滞在先でのWi-Fi状況を想定しておく
最近は海外でも Wi-Fi対応のホテルが増えています。でもホテルによって料金が割高な場合や電波状況が悪いこともあります。また、ホテルから外出して街歩きをするときにスムーズにインターネット接続できたら便利ですよね。
そこで、現地で使える海外用のポケットWi-Fiを日本で借りておいたり、SIMカードについて把握しておいたりするなど、現地の行動を想定して調べておきましょう。
ちなみに、ポケットWi-Fiは空港で当日借りることもできますが、事前に申し込んでおくと割引料金になることが多いので、賢く利用すると良いでしょう。
2:充電器とプラグを準備しておく
カメラやスマートフォンなどのガジェット類や、ヘアアイロンなどの美容家電などは、今や海外旅行でも必需品といっても良いのではないでしょうか?
そこで忘れがちなのが、充電器や変圧プラグ。筆者は全世界対応の3口のマルチアダプターをスーツケースに入れっぱなしにしているので、海外でも充電時にストレス知らず。
プラグはホテルに常備されている場合もありますが、数に限りがあります。また、フライト直後で疲れているときなどには貸し借りのやり取りがストレスになることもあるので、各種の充電器とともに日本から持っていくのがおすすめです。
3:下着類、とくにブラジャーは必須
羽織ものなどは忘れてしまっても現地で購入しやすいですが、とくに女性の場合、下着類を忘れてしまうと現地で自分のサイズに合った快適なアイテムを見つけることはなかなか難しいもの。
そこで、とくにブラジャーは忘れていないか必ずチェックしておきましょう。色や形(ストラップの取り外しができるかどうかなど)も服装に合わせて2、3種類くらいパターンがあると便利です。
4:飲みなれた薬やサプリメントをバッグに
旅先で体調を崩してしまうと、せっかくの旅行も台無し。海外の市販薬は身体にあわないこともあるので、急な腹痛や頭痛などに備え、普段服用している市販薬があれば持参しましょう。
もし持病や治療中の病気などがある場合、常備薬のほか英文の処方せんも念のため用意しておくと安心。虫刺されケアクリームやビタミン剤、絆創膏などもあると便利です。
5:航空券やパスポートも再チェック!
航空券を予約するときのローマ字氏名が、パスポートに記載したものと同じであるか改めて確認しましょう。一字でも一致していないと飛行機に搭乗できないのでご注意を。
もし違っていた場合、航空会社の規定により予約記録の訂正ができないため、いったん予約を取り消してから再予約・購入することになってしまいます。MR(男性)とMS(女性)も氏名の一部として扱われるので、併せて確認しましょう。
また、パスポートの有効期限の残存期間が少ないと入国ができない国もあるので、ツアーではなく個人で旅の予約をした場合は、とくに気をつけてくださいね。残存期間がなく、行くはずだった国へ旅行できなかったケースを筆者も何件も耳にしています……。
せっかくの海外旅行で後悔しないためにも、観光地の情報を調べる前に、持ち物や手続きを見直してみてくださいね!
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※ Vlad Teodor、Kaspars Grinvalds / shutterstock