全顔に塗る必要なし!? 美容のプロが教えるファンデーションのNG使用例
多くの女性が肌を仕上げるのに使うファンデーション。肌悩みを隠してくれたり、肌をきれいに見せてくれたりするので必需品ですよね。
しかし、毎日使うからこそ、「本当に、このやり方で良いのだろうか?」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回は、コスメコンシェルジュで美容ライターのSAKIさんに、ファンデーションを使うときにやりがちなNG使用例について聞きました。ぜひ参考にしてくださいね。
NG1:日焼け止め効果があるのに「パール1粒分」しか塗らない
最近は日焼け止め効果のあるファンデーションや下地が多く発売されているので、わざわざ日焼け止めを塗って、下地を塗って、ファンデーションを塗って……という何段階もの工程を省くことができるようになりましたね。
特に使っている方の多い日焼け止め効果のある下地ですが、ファンデーションや下地を塗る量は“パール1粒分”といわれることが多いので、それを守っている人も多いかもしれません。
しかし、量が少ないと全体的に薄くなってしまい、せっかくの日焼け止め効果も意味がなくなる可能性が高まります。鉄則は“多め”に塗ること!
無理にたくさんの量を塗る必要はありませんが、パール1粒分に惑わされず必要な量を塗りましょう。
NG2:「顔全体」に塗る
ファンデーションのタイプにかかわらず、商品説明に書かれているよりも多めに塗っているという方もいらっしゃるかもしれません。そういう方はおそらく、ファンデーションを全顔に塗っているのではないでしょうか。
ファンデーションは全顔に伸ばさなくても、お顔の中心だけに塗るだけできれいに仕上がります。むしろ、フェイスラインまでしっかり塗ってしまうと、のぺっとした立体感のない仕上がりになってしまうことも。1番目立つお顔の中心さえきれいに仕上がっていれば、それだけで良い場合も多いです。
指定された量ではカバーしきれない!という方は、無理に量を足して厚塗りするよりも、コントロールカラーやコンシーラーなどを用いると自然に肌のきれいさを演出できますよ。
毎日使うからこそアップデートの機会がないファンデーションの塗り方。この記事を参考に見直してみてくださいね。
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※ RomarioIen、fizkes、 Africa Studio、Vladimir Gjorgiev / shutterstock