久しぶりの旅行を楽しむなら、レトロな旅を楽しめる大分県がおすすめ♡
昨今の社会事情で人々の外出機会は減っていても、流行は常に進化し、変わっていくもの。だけどここ数年衰えていないのが“レトロブーム”。
昭和30年代を懐かしむ“昭和ノスタルジー”をはじめ、1980年代のバブル期のような活気、1990~2000年頃の平成初期に流行ったものなど、比較的新しい要素までもが今、“レトロなもの”として再注目されています。
そこで今回annaでは、これまで我慢してきた“旅行欲”がムクムクと再燃しているオトナ女子におすすめの1泊2日別府・大分レトロ旅を案内しちゃいます。
■関西から大分県に行くには
まず、九州北東部に位置する大分県へ行くには3つの交通手段があります。
飛行機は伊丹空港から大分空港までの発着便があり、所要時間は約1時間です。大分空港から別府方面へはリムジンバスで約50分です。
JRで行く場合は新幹線で小倉駅まで向かい、そこから特急に乗り換えて別府駅へ。所要時間は約3時間40分です。
大阪南港と神戸の六甲アイランドからフェリーも運航しています。夜出港して翌朝『別府観光港』または『大分港』に到着するので、寝ている間に移動することができます。
■1日目は別府市へ
(1)別府市に着いたら、早速名物料理の体験へ!
別府市に着いたら、まずやっぱりご当地名物を味わいたいですよね。ということで訪れたのは『地熱観光ラボ 縁間』。JR『別府駅』西口から亀の井バスに乗って約20分の人気施設です。
ここで体験できるのが鉄輪温泉に伝わる『地獄蒸し』。地獄蒸しとは温泉蒸気を活用した調理法のこと。約100℃の温泉蒸気が噴出する『地獄釜』で、お肉やお魚、野菜などを一気に蒸しあげます。そうすることで食材の余分な脂やアクが落ち、旨みが増してヘルシーに仕上がるんですって。
地獄蒸しの体験ができるメニューは海鮮蒸しピザ(1,500円・税込)や、
魚・野菜などがセットになった地獄えんま盛(3,000円・税込)など。蒸しあがった料理は、足湯付きのテーブル席で召し上がれ。
タオルは有料なので持参するのがおすすめです♡
<施設情報>
地熱観光ラボ 縁間
住所:大分県別府市鉄輪字風呂本228-1
アクセス:亀の井バス『鉄輪バス停』から徒歩約5分
電話番号:0977-75-9592
営業時間:10:00~22:00
料金:蒸し釜使用料500円(料理代別途)
定休日:不定休
詳細:https://enma-ch.com/
(2)別府といえば温泉!鉄輪温泉の名物風呂、ひょうたん温泉へ
『ひょうたん温泉』は、大正11年創業の温泉施設。
創業者の河野順作翁が尊敬していた豊臣秀吉公の旗印が千成びょうたんだったことにちなんで、ひょうたんの形をした岩風呂を作ったことが名の由来なんだそう。ひょうたん型の大浴場をはじめ、砂湯やむし湯、瀧湯、露天風呂、家族風呂など、多彩なスタイルで温泉を楽しめるとあって人気です。
2019年にリニューアルした大浴場にも、ひょうたん型のお風呂は引き継がれていますよ。
お湯は純度100%の源泉かけ流し。湯雨竹(ゆめたけ)という独自の冷却技術で瞬時に冷ました源泉の生湯が楽しめます!
タオルは有料なので持参するのがおすすめです♡
<施設情報>
ひょうたん温泉
住所:大分県別府市鉄輪159-2
アクセス:亀の井バス『地獄原・ひょうたん温泉バス停』から徒歩約3分
電話番号:0977-66-0527
営業時間:9:00~翌1:00
料金:入浴料780円、砂湯:入浴料+380円(貸浴衣込み)
定休日:無休 ※ただし4・7・12月に施設整備のため臨時休業あり
詳細:https://www.hyotan-onsen.com/
(3)夜は女子旅気分があがる別府の名宿「竹と椿のお宿 花べっぷ」へ
『鉄輪温泉』を満喫したら、バスでJR『別府駅』まで戻ります。
駅から徒歩約6分の『竹と椿のお宿 花べっぷ』が今回の旅のお宿。オトナ女子が好むレトロモダンな別府温泉の人気宿で、館内は畳と竹のフローリングが敷かれ、落ち着ける雰囲気が魅力です。別府の伝統工芸である竹細工のインテリアも素敵!客室は和風のツインや和室、和洋室、特別室などがあります。
どの客室も靴を脱いでのんびりくつろげる癒しの空間。畳や板の間の感触も足に心地いいですよ。和室や和洋室、特別室は1室4名まで宿泊可能です。
宿でのお楽しみの一つは、やっぱり食事ですよね。食事は館内にある『地産茶屋 侘助』または『地産食房 胡蝶』でいただきます。ここでは料理長が厳選した地元の食材を中心に四季折々の味が会席スタイルで楽しめます。
さらにうれしいのは、翌日の朝ごはんで味わえる釜炊きのごはん。食事の時間に合わせて炊き上げてくれるアツアツのごはんを、九州産の卵を使って“卵かけごはん”でいただきます。これが、宿の定番朝ごはんなんだそう。
こちらの宿の温泉は主成分がナトリウム炭酸水素塩泉で、美肌の湯、美人の湯とも呼ばれているそうです。さらに女性の大浴場はマイクロバブルを取り入れたミルキーな酵素風呂。直径0.05mm以下の微細気泡を含むお湯はまるで牛乳風呂のような乳白色で、湯上がり後も肌触りがなめらかです。お風呂はほかにも露天風呂やスチームサウナ、家族風呂がありますよ。
<施設情報>
竹と椿のお宿 花べっぷ
住所:大分県別府市上田の湯町16-50
アクセス:JR『別府駅』から徒歩約6分
電話番号:0977-22-0049
宿泊:2名1室/1名21,450円(税サ込)~ ※詳しくは公式サイトまたは電話で確認を。
※チェックイン15:00~、チェックアウト~11:00
詳細:https://www.hanabeppu.jp/
■2日目は大分市へ
(1)別府市を発つ前に、温泉水で点てたコーヒーを
オトナ女子の大分レトロ旅2日目は、別府市から大分市へ。
移動の前にぜひ味わっておきたいのが、創業58年、『喫茶なつめ』の温泉コーヒー(530円・税込)です。クセのない温泉水で点てたコーヒーは、まろやかさが増して優しい口当たり。
温泉コーヒーのおともにおすすめの小倉トースト(単品620円、温泉コーヒーとのセット970円 ※すべて税込)は、北海道産の大納言を丁寧に煮込み、甘さ控えめに仕上げたあんこがたっぷり。先代から続く人気のメニューです。
<店舗情報>
喫茶なつめ
住所:大分県別府市北浜1-4-23
アクセス:JR『別府駅』から徒歩約7分
電話番号:0977-21-5713
営業時間:11:30~16:30(L.O16:30)
定休日:水曜日
(2)大分名物だんご汁で体も心もほっこり
大分市に着いたら食べたいもの。それは大分の郷土料理『だんご汁』。やっぱりご当地名物は押さえておかなくちゃ。ということで、JR『大分駅』から歩いて約10分の『こつこつ庵』がおすすめ♡ レトロな雰囲気のたたずまいが温かみを感じます。
名物の『だんご汁』は注文を受けてから小麦粉を手ごねし、のばした麺(だんご)に、県特産の椎茸や、肉・野菜などを加えた味噌仕込みのお汁。椎茸のだしが利いた、ほっとする味わいの『だんご汁』(660円・税込)でしっかり体が温まったら、本日のメインであるおみやげ探しへ。
<店舗情報>
郷土料理 こつこつ庵
住所:大分県大分市府内町3-8-19
アクセス:JR『大分駅』から徒歩約10分
電話番号:097-537-8888
営業時間:11:30~14:00(L.O.13:30)/17:00~22:30(L.O.22:00)
定休日:日曜日(月曜日が祝日の場合は日曜営業、翌月曜休)
詳細:https://k2k2an.com/
(3)大分市のセレクトショップでおみやげ探し
2日目のメインイベントであるおみやげ探しは、『こつこつ庵』近くの『Oita Made』に焦点をあてて。ここはJR『東京駅』を設計した辰野金吾氏の設計により、1913年に竣工した『赤レンガ館』の中にある、“大分のいいもの”、“おいしいもの”を取りそろえたショップです。
2種類のさつまいもを使って作った一口サイズの『大分赤レンガスイートポテト』(1,080円・写真左上)やマヌカハニーをブレンドした『369的マヌカハニー梅酒』(1,650円・写真右上)、純米吟醸酒粕石けん『TAKAKIYA BLUE』1,980円・写真左下)、『藍のお茶』(ティーバック20個、1,620円・写真右下、※すべて税込)など気になる商品がたくさんあるから、ついあれもこれも買っちゃいそう♡
<店舗情報>
Oita Made
住所:大分県大分市府内町2-2-1 赤レンガ館
アクセス:JR『大分駅』から徒歩約10分
電話番号:097-533-1616
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日(祝日は営業)
詳細:https://oitamade.jp/
いかがでしたか。オトナ女子の別府・大分レトロ旅。意外と1泊2日で気軽に大分県へ行けちゃうんです。いつもの旅行アイテムに追加するものはタオル2枚。それだけを追加して、別府・大分でのんびりレトロなオトナ女子旅を楽しんでみませんか。(文/安井直美)
【画像・参考】
※地熱観光ラボ 縁間
※ひょうたん温泉
※竹と椿のお宿 花べっぷ
※喫茶なつめ
※こつこつ庵
※Oita Made
※PIXTA/ takeuchi masato、TOSHI.K、kai
※各自治体が発出しているルールに従い、新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえでお楽しみください。
※各店舗・宿の営業状況が異なる可能性があります。必ず店舗・宿へ確認の上お出かけください。
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