秋になると大変身!? 奈良で見つけた黄金色に染まるイチョウ並木
奈良県北部に位置する天理市の市名は、江戸時代後期に成立した天理教が由来といわれています。国内に現存する市で、明確に私的団体に由来する市名を持つのはトヨタ自動車が由来の愛知県豊田市と、奈良県天理市のみだそう。
天理市内には数多くの文化財や史跡が存在します。日本最古の道である『山の辺の道』、日本最古の神社の一つである『石上神宮』、戦艦大和ゆかりの『大和神社』、日本最大の前方後方墳である西山古墳をはじめとする古墳も点在しています。特に1997年、33面もの三角縁神獣鏡が出土し、邪馬台国の卑弥呼が残したものではないかと話題になった『黒塚古墳』は有名です。
グルメに関しては、奈良県のご当地ラーメン『天理スタミナラーメン』や『彩華(さいか)ラーメン』が人気です。
今回は、そんな天理市にある『親里大路(おやさとおおじ)』のイチョウ並木をご紹介します。なお、写真は筆者が昨年2020年11月に訪れた際に撮影したものです。
■約700mも続くイチョウ並木
天理駅から南東に10分ほど歩いた場所にある川原城町交差点から、天理大学と天理教教会本部まで続く道を『親里大路』といいます。
親里大路のイチョウは、11月中旬~12月上旬になると葉が黄金色に染まります。
親里大路のイチョウ並木は、1934年に中山正善(なかやま しょうぜん)天理教2代真柱(しんばしら・管長)の意向により造成されたのが始まりだそうです。
■オリンピックのメダリストもこの絶景を見ていた!?
親里大路を東へ歩いていくと、天理教教会本部と天理大学があります。天理大学と言えば柔道の名門で、オリンピック3連覇の実績を持つ野村忠宏氏、今年の東京オリンピックで2連覇を達成した大野将平氏の母校でもあります。
シドニーオリンピックで銀メダルを獲得し、タレント活動もされている篠原信一氏も天理大学出身です。オリンピックのメダリストも、この景色を見ていたと思われます。
筆者のおすすめは天理教教会本部と天理大学を結ぶ歩道橋からの眺め。ぜひチェックしてみてくださいね。
<施設詳細>
親里大路
所在地:奈良県天理市川原城町および奈良県天理市三島町
最寄駅:JR・近鉄『天理駅』
車で来られるときは『天理駅』周辺にコインパーキングがありますので、そちらを利用すると便利ですよ。(取材・文/東ポチ)
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※ 東ポチ
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