老け見え回避!午後に目立つ「ほうれい線」パパっとメイク直しテク2つ
ふと鏡を見た瞬間、「あれ、なんか私老けた……?」なんて思ったことはありませんか?
この老け見えの原因の多くは、“顔のシワ”。なかでも特に目立ちやすいのが、“ほうれい線”でしょう。朝はメイクでカバーできていたシワが、夕方になると崩れてシワが悪目立ちしている……ということも。
そこで今回は、メイクアップアーティストの小笠原彩さんに、老け見えをカバーしたいときの“メイク直しテク”を紹介してもらいました。
1:時短重視!簡単なほうれい線メイク直しテク
まずはあまりメイク直しの時間がとれないときの簡単な方法から。
大事なのは、ほうれい線が目立ってきたからといって、むやみにメイクを足さないこと。
ほうれい線は、メイクに厚みが出れば出るほど、かえって目立ってしまうこともあるんです。肌になじむ程度の量で直してみましょう。
(1)まずは、ほうれい線付近のファンデーションをポンポンとスポンジで叩きながらなじませます。
(2)フェイスパウダーを筆にとり、さっとほうれい線の部分に払いながらなじませます。
このときのポイントは、ほうれい線を明るめの色で飛ばせるように、コントロールカラー効果のあるパウダーを使うこと。
写真のような黄色系やピンク系をチョイスすると、ハイライト効果が出てほうれい線が目立ちにくくなりますよ。
2:仕上がり重視!しっかり朝の顔に戻すメイク直しテク
「しっかり朝のメイクに戻したい!」と仕上がりを重視する方は、この方法を試してみましょう。
(1)まずは綿棒やティッシュで、ほうれい線に入り込んだ余分なファンデーションを取り除きます。
(2)スポンジに少量の乳液をつけてほうれい線になじませ、取りきれなかったファンデーションを取り除きます。
(3)乾燥はほうれい線を目立たせる一因になるので、乳液をスポンジにつけてパッティング。しっかりと保湿をしましょう。
(4)ファンデーションブラシ、もしくはスポンジに少量のファンデーションを取り、ほうれい線の部分になじませます。
このとき、カバー力のあるファンデーションよりも、よりライトなファンデーションを選ぶとほうれい線が目立ちづらくなります。
軽い質感で軽いカバー力があるミネラルファンデーションが特におすすめ。
また、筆で軽くなじませるようにファンデーションをつけることで、ファンデーションがほうれい線に入り込むことなく、シワを目立ちにくくすることができるでしょう。
(5)小鼻の脇を中心にリキッドハイライトをつけましょう。しっかりとなじませるのがポイントです。
小鼻の脇はくすみやすく、深く見えてしまうので、ここを明るくすることでほうれい線を目立ちにくくさせるだけでなく、透明感ある肌に見せてくれます。
以下の図を参考に取り入れてみてください。
(6)仕上げに、コントロールカラー効果のあるフェイスパウダーをなじませます。
一度落として、もう一度ファンデーションをつけるので少々時間はかかりますが、キレイに直したいときは試してみてくださいね。
メイクが崩れたときにほうれい線が気になる方は、ぜひこのメイク直し方法を実践してみてください。
【画像】
※ Dmytro Zinkevych/Shutterstock