前髪だけで印象を変える!おすすめアレンジのセット方法&仕上げポイント11選
前髪はセットの方法やアレンジによって顔の印象を左右します。アイロンやワックス、ヘアスプレーを使ったセット方法のヘアスタイル、ピンなどを使ったヘアアレンジなど、前髪のスタイルを変えるだけで雰囲気が変わるのでおすすめです。
今回は、前髪スタイリング法のポイントをまとめました。
前髪のアレンジにはアイロンの使用がおすすめ!
伸ばしていく途中で、前髪のヘアアレンジをする人が多いのではないでしょうか。
そんなとき、アイロンが必須です。前髪が流れにくい方や収まりにくい方でも、アイロンを使えばうまくできるはず。前髪アレンジには25ミリのアイロンかストレートアイロンがおすすめですよ。
カギはドライヤー!
前髪に対する悩みを抱えている方が多いと思いますが、前髪は本来“うぶ毛に近い毛”なので、他の髪に比べると柔らかいのです。さらにコシもあまりないため、クセが出やすくなってしまいます。
“うねり前髪”の方も“ペタンコ前髪”の方も、まずは髪の乾かし方に注意してみましょう。ドライヤーをかけるときは必ず前髪を最初に乾かすようにすること。そして、なるべくクセが出ないように前髪をピンと引っ張りながら乾かしてくださいね。
それではアレンジ方法をご紹介していきます。
1:髪の毛の分け目を変えてイメチェン
1番簡単な前髪アレンジは、“分け目を左右反対にする”という方法。
左右の顔が完全にシンメトリーという方は少なく、目の大きさや眉の形など、どこかしら微妙に左右で違いがあることが多々。
いつも同じ方向で分け目をつくっていると、前髪で隠れていないパーツが目立っている状況なので、分け目を反対に変えることで、目立つパーツが変わってきます。このパーツの印象で、顔の雰囲気に変化が生まれるんですよ。
いつも同じ分け目にしている方こそ、分け目を変えるだけで印象がガラリと変わるので、即席イメチェンをお試しあれ!
2:かきあげ前髪スタイル、動画を見ながらセット!
用意する道具は、2つだけ。
・ヘアアイロン32mm~34mm
・固めのヘアワックス少量
これらが準備できたら、動画でやり方を確認してみてくださいね。
(1)前髪を上に引き上げてヘアアイロンで毛先を後方にワンカール巻きます。
(2)足りないところは少しずつ巻き足してください。
(3)固めのワックスを少量指先になじませて、前髪の分け目の生え際にこすりつけます。
(4)指先に余ったヘアワックスで毛先をなじませ、全体を整えてください。
自然なかきあげ風前髪にできましたでしょうか。
ポイントは、ヘアワックスを生え際に少量つけること。そうすることで、根元の立ち上がりが増しますし、前髪が垂れにくくなり視界に入りづらくなります。
3:カールさせる前髪パーマをかける
少しお金はかかりますが、これをしておくだけで毎日のスタイリング時間を省け、1日キープできるので本当におすすめです。触ってもベタつかないですし、スタイリング剤をつけたとしても自由に触れるので、最近では前髪パーマのみをする方も増えてきていますよ!
4:ストレートアイロンでヘアスタイルをつくり込む
ストレートアイロンを使ってスタイリングする方法はとても簡単。180℃に温めたアイロンでしっかりとプレスをしながら中間から毛先に流したい方向に2~3回通してください。そのあと、シアバターもしくは硬めのワックスを内側につけて。スタイリング剤が均一につくように、コームを使ってなじませるのがおすすめですよ。
5:目にかかるときは毛先をコテで軽く内側に巻いて流す
眉が隠れて目に少しかかる長さのときは、毛先をコテで軽く内側に巻いて流すのがおすすめ! 毛先を軽く内側に巻くことで前髪が上がり、目にかからなくなります。前髪の毛先にバーム系ワックスをつけることでしっとり感のある束感が作りやすいですよ。
6:ヘアアイロンとワックスでこなれた印象の髪に
鼻まで伸びた前髪のスタイリング方法のおすすめは前髪を持ち上げて、毛先を25ミリのアイロンでワンカール巻いて流すやり方。前髪を持ち上げて巻くと、自然な毛流れがつくりやすいです。仕上げに軽めのワックスで毛流れを整えたら完成! センターパートにすると、こなれたかっこいい雰囲気になります。
7:「うねり前髪」セット方法のポイントは
うねり前髪には“ストレートアイロン”を使ってクセを伸ばす方法がおすすめ。しかし、ただまっすぐに伸ばすだけはNG。すてきな前髪に仕上げるために必要な“柔らかさ”が出ないからです。前髪には、程よく“丸み”や“流れ”をつくることが大切です。
(1)前髪にストレートアイロンをあて、手首をおでこ側に返しながら丸く伸ばしていきます。
(2)前髪が折れないようにゆっくりと丸みをつけます。
(3)流したい方向と逆の部分(右方向に流したい場合は左側)にもう一度カールをつけましょう。
(4)ブラシで前髪を馴染ませながら整えます。
(5)スタイリング剤やスプレーなどでしっかりと固定して完成です。
ストレートアイロンをうまく使って、うねり前髪を解消しましょう。
8:おでこに張り付く「ぺったんこな前髪」をふんわりさせる方法
ペタンコの前髪は、汗でおでこに張り付いたり、見た目の印象が暗くなってしまったりします。そんなペタンコ前髪をふんわり見せるにはどうすればよいのでしょうか?
用意するものは、マジックカーラー、ドライヤー、コテです。
(1)前髪を適量ブロッキングします。
(2)ブロッキングした髪を、マジックカーラーで根元まで巻きます。画像のようにまっすぐ前向きに巻いてくださいね。
(3)マジックカーラーで巻いたまま、ドライヤーで髪に熱を加えます。冷ますとカールがしっかりとつきますよ。
(4)マジックカーラーを外したら、ドライヤーで根元が立ち上がるように熱風を加えましょう。
(5)前髪の中間部分をコテで巻きます。リバース(後ろ向き)に軽く縦巻きを加えてくださいね。キレイに巻けたら完成です!
9:ヘアワックスをつけ斜めにまとめて大人の女性の雰囲気に
前髪を切りすぎてしまって伸びるまでどうしようもない場合でもヘアアレンジで乗り切ることができます。
今回ご紹介する方法は短い前髪を目立たなくする方法です。
(1)ヘアアレンジする前に前髪には程よくワックスなどのヘアスタイリング剤をつけておいてください。スタイリング剤をつけておかないとポロポロ崩れてしまいますので気をつけてください。
(2)前髪の横の髪を適量取ります。
(3)反対サイドの前髪の横の髪と一緒にゴムで縛ります。
(4)結んだ髪の毛先をねじります。
(5)ねじった毛先をピンで固定します。ピンで固定した場所にヘアアクセサリーもしくは、上から髪の毛をかぶせてピンが見えないようにカバーしてください。
スタイリング剤である程度髪を操作できるようにしておけば、この方法で短い髪を見えなくすることができます。最後に適度にたるませておでこの形を整えてくださいね。
10:伸ばしかけ前髪のヘアアレンジ
前髪を伸ばす課程で中途半端な長さは必ずやってきます。その中途半端な長さの前髪をヘアアレンジをしながら乗り切れば変化を楽しむこともできますし、邪魔になることなく伸ばすことができますよ。
(1)前髪のすぐ横の髪を適量取ります。
(2)前髪の横の髪と前髪を少しずつ絡めながらねじっていきます。前髪は多く取りすぎると後でほつれてきてしまうので、なるべく細かく絡めていってください。
(3)反対サイドの前髪までねじっていきます。
(4)前髪がなくなるまでねじっていき、反対サイドと同様に前髪のすぐ横の髪まで絡ませます。
(5)ねじった髪をピンで固定します。ピンはねじった髪の表面を薄く取り根元の髪と一緒にはさんでねじってきた方向にさすとうまく留まります。
ねじった髪は崩れない程度に柔らかく崩しを入れるとよりお洒落感がアップします。このアレンジで前髪の雰囲気を変えて伸びるまで乗り切ってみてください。
11:前髪をねじってつくる髪型
やり方はすごく簡単でシンプルです。
(1)小指を使い前髪をセンターでジグザグに分ける
(2)分けた前髪を片方ずつ外側にねじりアメピンでとめる
(3)ピンをとめた部分に後ろの毛をかぶせる
(4)もう片方も同様に行う
アメピンは小さいサイズ(スモールピン)を使うと目立ちにくくておすすめです。前髪ありの方はもちろん、前髪がない方でも簡単にイメチェンになります。ぜひお試しください!
前髪を伸ばしている途中の人も、短すぎて困っている人も、前髪で印象を変えたい人も、どんな人でもできるヘアアレンジばかりです。ぜひ参考にしてくださいね。