掃除方法はシンプル!プロが教える大掃除で忘れがちな場所&掃除のコツ
今年も残すところあと少し。大掃除の進み具合はいかがですか?
大掃除は、掃除が必要な項目をリストアップして、効率よく進めるのが肝心です。しかし、リストから漏れてしまう忘れやすい場所もありますよね。
そこで今回は、整理収納アドバイザーのmaikoさんに、“大掃除で忘れがちな場所”と“掃除方法”を聞きました。
年1回の掃除で数年後に違いが出る「壁と天井」
大掃除で忘れがちな場所といえば、壁と天井です。これを読んで、「壁や天井も掃除が必要なの?」と思った人もいるかもしれませんね。意外と知られていませんが、壁や天井も掃除が必要です! ここは、普段の掃除ではなかなか手が回らない場所ですので、大掃除のときに済ませてしまうのがベスト。
使う道具は、天井まで届く長さのフローリングモップとフローリングモップ用のウェットシートや洗剤、雑巾など。それらを使ってサッと壁や天井をなぞるだけでOK。汚れが気になる部分を除いては、力を入れてゴシゴシこする必要もなく、思っているより時間もかかりません。サッとなぞったあとウェットシートや雑巾を確認すると、意外と汚れていたことがわかるはずです。
とはいえ、壁や天井の掃除は頻繁にする必要はありませんので、年1回の大掃除に済ませてしまえばそれで十分。これをやっておくのとやっておかないのとでは、数年後に違いが出てきますので、ぜひ忘れずに掃除してみてください。
思った以上に汚れている「家具」
大掃除では、設備などの掃除やメンテナンスに時間を割くことが多いですが、この機会に手持ちの家具もきれいにしたいところです。
家具の汚れは、わかりにくいことも多いですが、壁や天井と同じく拭き取りをすると、思っていた以上に汚れていたということがあるはずです。埃のたまりやすい上部分は、汚れに気付きやすいため、日頃から掃除をする機会がありますが、それ以外の側面などは、なかなか汚れに気づかず、掃除をするきっかけがありません。
特に、キッチンの食器棚などは、気付かないうちに油で汚れているはず。また、ダイニングのテーブルや椅子の脚なども、なかなか掃除するタイミングがないですよね。家具には、見ただけではわかりづらい汚れが意外と付いていますので、大掃除で忘れずにすっきりさせましょう。
大掃除だからといって、特別な方法で掃除するとは限りません。普段忘れがちで、手が回らない場所を拭き掃除をするだけでも、十分立派な大掃除。ぜひ、この機会にすっきりさせてしまいましょう。
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