整え方・整え方からおすすめアイテムまで!実は簡単な「垢抜け眉」のつくり方
顔の印象を大きく左右しやすく、美人になれるかどうかの分かれ道ともいえる“眉毛”。描くのがなかなか難しい箇所ですが、コツをつかめば印象がぐっと良くなるはず。
そこで今回は、『GATTA』で過去にご紹介したものの中から厳選して、眉毛を整え方と上手に描く方法、そしておすすめアイテムをまとめてご紹介!
失敗しない!眉の整え方2選
1:左右非対称な眉を整える
(1)眉は「引き」で見て揃える
眉を描くときにまず大切なのは、手と眉の位置関係です。小さな手鏡で片方ずつ描くのは、実はNG。
眉は顔とのバランスを見ながら描く必要があるので、大きめの鏡で両方の眉を見ながら描くのが望ましいです。
さらに、バランスを揃えたいときには、「右の眉を全て描き終えてから左の眉を描く」のではなく、「右の眉頭を描いたら左の眉頭を描く」という風に交互に描き進めるのもおすすめです。全体のバランスを意識しながら描きましょう!
(2)左右の「眉頭」の位置を調整する
キレイな眉を決める大きなポイントは、“眉頭”にあります。眉頭の位置が揃うだけで、顔の印象も整ってみえるでしょう。
例えば写真のように眉がずれている場合、眉頭をそれぞれ上下に動かしていくか、わずかな違いであれば片方を反対側の眉に寄せるように描き足すことで眉頭の位置が揃います。
“毛が多い”という方や長すぎてバランスがとりにくい場合には、不要な部分をカットしてバランスを取りましょう。
描き足すときには“ペンシル”で1本ずつ足すか、パウダーでふんわり描き上げましょう。
(3)左右の「眉山」の位置も調整する
眉の印象を決めるパーツはもうひとつあります。それは、“眉山”。眉山の位置によって眉尻の向きや角度も変わるので、全体のバランスを左右するパーツといえるでしょう。
左右の眉山の位置が少しだけ違う、という場合は、高い方の眉山に合わせて描き足します。片方の眉山が高すぎる場合は、下の眉山に合わせて眉をカットしてみてください。
眉山の位置は1本の眉毛だけでも角度や高さに大きな違いが出ますし、小さな変化でも眉の印象はガラッと変わります。
眉山も1本ずつ描き足すのがポイントなので、“ペンシル”を使って少しずつ描きましょう! カットするときも慎重にやってくださいね。
簡単!垢抜け眉の描き方4選
1:グッと垢抜ける「眉メイク」4ステップ
(1)眉のバランスを決める
眉を描くのが難しい原因のひとつは、バランスがとりづらいこと。しかし、少しのポイントをおさえるだけで簡単に眉の形を決めることができますよ。
まずは、“眉頭”、“眉山”、“眉尻”の3か所の位置を決めましょう。
眉尻の位置は“小鼻”“目尻”を結んだ延長線上の位置が理想的です。少し短めに書くのが最近の流行りでおすすめ。
ちなみに、決めた位置に沿ってこのあと実際に眉を描いていくのですが、描く順番は、眉尻→眉山→眉頭が簡単ですよ。
(2)眉尻・眉山を描く
まずは、眉の形を決める“眉尻”と“眉山”を描きます。
眉尻は黒目の真上あたりから、決めたポイントまで流れるように描きます。
先端に向かって細く流れるように描くだけで美人度アップ!
眉山はなるべくナチュラルなカーブを描くように線を引くとキレイに仕上がりますよ。
(3)眉頭を描く
眉頭をきちんと描くことで、顔の中心が締まりメイクがまとまります。
真横に線を書くのではなく、毛の流れにあわせて1本ずつ毛を書き足すイメージで仕上げるようにしましょう。
(4)眉毛全体をぼかす
ペンシルで描き終えたら、最後に全体をぼかします。
ペンシルの反対についている小さいブラシや、専用のブラシを使って毛流れを整えつつ、線をぼかしていきます。
ここで眉毛の隙間が埋まっていない場合には、パウダーアイブロウを使って隙間を埋めておきましょう。
(5)マスカラで色を整える
最後は、眉全体のカラーを整えてあげましょう。それだけで美人度が一気に増しますよ。
髪色のトーンと眉の色を揃えると良いといわれていますが、メイクの雰囲気によって色を変えるのもおしゃれです。
あえて少し明るめの色を選ぶだけでも垢ぬけて美人度がアップ! 眉マスカラは侮れない存在です。
美人になれる眉メイクの完成です! 少しのコツとアイテムの使い方で、顔の印象はグッと良くなります。
2:メイク初心者必見!「眉の描き方」基本のキ
(1)眉山から描く
まず、眉は基本的に眉山から描いていきます。眉山の位置が決まれば、そこから眉尻と眉頭をつなげていくだけです。
また、後ほどくわしくご紹介しますが、眉の中で一番濃くあるべき場所は、眉山〜眉尻です。眉頭から描く方が多いですが、眉頭は一番淡くなければならない場所。眉頭から描くと、そこが一番濃くなってしまうのでご注意を!
(2)眉山〜眉尻の角度は目尻と平行に
「眉尻が下がってしまい、困り顔になってしまう」というお悩みをよく聞きます。そんな方は、眉山〜眉尻の正しい角度がイマイチ分かっていない可能性が高いです。
実はこの角度は、ある場所と平行になるようにすれば、必ず失敗しません。その場所とは……目尻です!
黒目の上の中央から目尻の角度と同じ角度になるように……つまり平行に眉の角度をつければ、下がりすぎず上がりすぎず、きれいに描くことができます。
また、眉尻の長さは“小鼻と目尻の延長線上”におさめましょう。眉頭の高さは眉尻と同じ高さになるようにするのがポイントなので、眉尻の位置や長さが決まれば、眉頭の正しい位置まで正確に描くことができます。
ぜひこのポイントは押さえておいてくださいね!
(3)太さ・濃さの強弱を必ずつける
最後に、眉の濃さや太さについてです。
眉にもトレンドがありますので、間違っている太さというのはありませんが、基本の眉の太さや濃さは“眉尻が濃く眉頭に向かって薄くなる”、“眉尻が細く、眉頭に向かって太くなる”のが基本。眉尻が太く眉頭が細いというメイクは、あまりないのでこれだけは基本通りに描きましょう!
色の濃淡は、濃く仕上げたい場所はペンシルや濃いアイブロウパウダーで仕上げましょう。
眉頭に毛がある方は、パウダーさえも乗せなくて大丈夫。眉頭が濃くなると、眉の印象が強調されすぎてゴツい印象になるので注意! バランスを見て加減してくださいね。
3:「3割美人に見える」眉毛の描き方
(1)今のトレンドは「アーチ眉」&「赤み眉」
眉毛には形や色などにその時期それぞれで流行があり、トレンドの眉毛として雑誌でも取り上げられていますね。
そして今のトレンドは“アーチ眉”。アーチ眉とは眉山を角ばらせず弧を描くような形の眉毛のこと。流れるような形で柔らかい印象になります。
トレンドの眉毛に近づけるだけでもおしゃれ感をアップさせることができるので、ぜひ取り入れてみてください!
色にもトレンドがあり今の眉毛は“赤み”がトレンド。ブラウンの中にほんのり赤みがあるだけで垢抜けおしゃれ眉毛がつくれます!
眉毛にパウダーやマスカラで赤みを足してあげるだけなので簡単です。「重いなぁ……垢抜けないなあ……」と悩んでいる方におすすめですよ。
(2)「眉頭」と「眉尻」が眉毛を決める
眉毛を左右する大きな要素は“眉頭”と“眉尻”。特に眉頭の濃さが顔のバランスを決める最重要な部分。
眉頭をしっかり描くと顔の中心が締まって求心的な印象になります。反対に眉頭を薄めに仕上げると濃淡が出て、韓国で流行している眉毛っぽく仕上がるんです。
筆者は離れ目なので、眉毛を求心的にするだけでキュッと顔が内側に集まって、整った印象になります。
眉尻の太さも顔の印象を決めるポイント。
細くなればなるほど大人っぽく洗練された印象になります。反対に柔らかい印象を出したければ、あえて細くせず太さを残したままにするのがおすすめです!
アーチ眉と細い眉尻は相性がいいので、ぜひ取り入れてみてください。
(3)眉毛とおでこの位置関係を意識して
眉毛の角度も非常に大切です。
特に写真で示した“おでこの生え際から眉頭まで”のAの長さと“おでこの生え際から眉山まで”のBの長さを揃えるだけで、顔の縦のラインが長くなって美人印象がアップします!
たった数ミリの違いでも顔全体のバランスが変わりますのでためしてみてください。
3:「短めアーチ」!ナチュラル垢抜け眉のつくり方
(1)眉頭はあえて残して
眉にナチュラルさを演出したいなら、あえて眉頭は手を加えずに自眉のままにしておきます。眉頭の0.5ミリ~1センチほどを残して、パウダーアイブロウで眉を描いていきましょう。ペンシルでも良いのですが、注意して描いていかないと「いかにも眉」になってしまうので、眉メイクが苦手という方にはパウダーアイブロウがおすすめです。
眉頭から眉山までは直線に描くのが今ドキ。自眉の幅より太くならないように、眉の隙間を埋めるイメージで描いていくと上手くいきますよ。眉の形が既に整っている場合は、パウダーアイブロウを使用せずに、あえて眉マスカラだけでも良いかもしれません。
(2)眉山からの短めアーチが垢抜けポイント
今年の眉のトレンドは平行ではなく、ややアーチのかかった眉。眉山から眉尻にかけてナチュラルにカーブを描いていきましょう。さらに抜け感をプラスしてさっぱり仕上げるには、眉尻の長さに気を付けて。
基本の眉より若干短めくらいが今ドキです。短すぎると女性らしさが半減してしまうので、ほんの少しで気持ち短いくらいを心掛けるようにしてくださいね。
4:眉マスカラを使った「垢抜け顔」のつくり方
(1)「眉マスカラ」を使うべし!
眉マスカラは、ブラシについた余分な液をティッシュなどでオフしてからつけていくようにしましょう。眉尻から眉頭に向けては、毛の流れに逆らいながら少し持ち上げる感じを意識して塗るとスムーズですよ。
眉頭に塗るときは、眉ブラシを上に向けてつけていきましょう。ナチュラルに仕上げるためには、眉マスカラを地肌にはつけないよう、ソフトな力加減で塗ることがカギとなります。
(2)「スクリューブラシ」でなじませる
眉マスカラでカラーのバランスを整えただけでは、不自然な毛束ができていたりナチュラルな仕上がりにならない場合もあります。そこで使えるアイテムがスクリューブラシ。スクリューブラシで眉をとかすことで、ふんわりした自然な眉ができあがりますよ。
(3)トレンドは「ナチュラルなアーチ眉」
今季の眉トレンドは“ナチュラル”! 少し前に流行した“平行太眉”をベースに、自眉を生かしながら少しアーチを描くのがポイント。太くしすぎず、眉の下側は平行気味、眉上部は緩やかなカーブ、を意識してつくります。
パウダーアイブロウでつくると、いかにも感のないナチュラルな仕上がりになるのでおすすめですよ。
垢抜け眉をつくるとき、眉頭をしっかり描きすぎるのはNG。抜け感を作っておきたいので、眉頭は自眉の毛流れを利用しましょう。微妙な加減ですが、眉頭は0.5センチほど残して眉を描きます。
あとは先ほども解説したとおり、眉下は平行に。
そして、眉の上部で緩やかなアーチを作っていくのですが、眉頭から眉山までは平行気味に。眉山から眉尻にかけて緩やかなカーブを描いていきます。眉尻は少し長めにするときちんと感や大人っぽさが演出できますよ。
おすすめ眉アイテム3選
1:眉マスカラ
眉マスカラを使用すると、自然な色のふわっとした眉に仕上がります。
ブラシについた余分な液はティッシュなどでオフしてからつけていくようにしましょう。眉尻から眉頭に向けては、毛の流れに逆らいながら少し持ち上げる感じを意識して塗るとスムーズですよ。
2:パウダーアイブロウ
眉毛が薄くて……という方は、パウダーアイブロウを使用しましょう。
パウダーアイブロウで眉毛をつくると、いかにも感のないナチュラルな仕上がりになるのでおすすめです。
3:リキッドアイブロウ
描くのが難しい眉尻は、ペンシルやリキッドで仕上げましょう。
眉頭はパウダーを大きめのブラシで描くという風に、ツールの使い分けもしてみてくださいね。
眉毛は顔の印象を決める大事な存在です。難しいパーツだからこそ、きちんと仕上げれば垢抜けた印象に。
自分の眉に合った整え方、描き方、アイテムで、ぜひ垢抜けたイマドキ眉メイクに挑戦してみてくださいね!