邪魔でイライラ!美容師に聞いた「伸ばしかけ前髪」の段階別スタイリング術3つ
雰囲気を変えるために、前髪を伸ばそうと思ったことはありませんか? しかし、前髪を伸ばす途中で“目にかかって邪魔でイライラする”、“うまく流れない”、“中途半端で扱いにくい”などという理由で、結局前髪を伸ばしきれず切ってしまう方も多いですよね。前髪が伸びきる前までは、スタイリングで工夫するのがおすすめですよ。
そこで今回は、美容師のナカイヒロキさんに、“前髪を伸ばし中のスタイリング方法”について聞きました。
前髪が目に少しかかる段階
前髪を伸ばそうと思ったとき、邪魔だと感じやすい最初の段階が、眉が隠れて目に少しかかる長さのときです。目にすこしかかるだけでも邪魔に感じて、前髪を切りたくなってしまう方も多いのではないでしょうか?
このようなときは、毛先をアイロンで軽く内側に巻いて流すのがおすすめ! アイロンで毛先を軽く内側に巻くことで前髪が上がり、目にかからなくなります。前髪の毛先にバーム系ワックスをつけることでしっとり感のある束感が作りやすいですよ。
前髪が目にかかる段階
スタイリングしないと完全に目にかかる段階のときには、本当に前髪が邪魔に感じます。前髪が目にかかる長さになったらカットで“軽さ”を入れてもらうのがおすすめです!
目にかかる長さの前髪で、さらに重めだと邪魔に感じやすいのですが、軽くすることで邪魔だと感じにくくなります。軽さが多く入った“シースルーバング”にして、ワックスで束感をつくるとおしゃれ。前髪に束感をつくりつつ、目やおでこが見えるようにスタイリングすることで邪魔に感じにくくなり、軽やかに見えます。
前髪が鼻まで伸びてきた段階
前髪が邪魔に感じなくなってくる段階は、鼻まで前髪が到達したとき。しかし、鼻まで伸びた前髪のスタイリングに悩む方は多いと思います。
おすすめは前髪を持ち上げて、毛先を25ミリのアイロンでワンカール巻いて流してみてください。前髪を持ち上げて巻くと、自然な毛流れがつくりやすいです。仕上げに軽めのワックスで毛流れを整えたら完成! センターパートにすると、こなれたかっこいい雰囲気になります。
伸ばしかけ前髪にはヘアアイロンが必須!
前髪を伸ばしていく段階で邪魔に感じるのは仕方のないことです。それを乗り切るには前髪のスタイリングをして、さまざまな雰囲気をたのしむのがおすすめです。
そのためにはアイロンが必須。前髪が流れにくい方や収まりにくい方でも、アイロンを使えばうまくできる確率が上がります。前髪アレンジには25ミリのアイロンかストレートアイロンがおすすめですよ。
伸ばしかけの前髪もスタイリングをすればおしゃれに見せることができます。前髪が伸びきるまでは、ぜひスタイリングを工夫してみてくださいね。