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「捨てられない!片付かない!」を乗り越えるパターン別対処法3つ

2018.12.05

「断捨離したいけれど捨てられない」とお悩みの方は多いですよね。

ですが、「モノが捨てられない」と一言で言っても、いろいろなケースに分けられます。そして、そのケースごとに対処法もさまざまです。

そこで今回の記事では、“捨てられない”の3つのパターンごとに対処法をご紹介します。

 

1:「思い出型」

出典: GATTA(ガッタ)

まず1つ目のパターンは、“思い出型”です。

これは、そのモノ自体に思い入れがあって、仮に使えないものだったりしてもなかなか手放せない、というもの。これに属するモノでよくあるのが、

・子供のモノ(子供服、子供の製作物、ランドセル等)
・写真
・自分の結婚式などで使ったモノ

……などです。

筆者の夫も、完全にこの“思い出型”の捨てられないタイプで、開かずの間だった部屋もほぼ夫の思い出のモノばかりでした。ですが、思い出は生きている限りどんどん増えていくものなので、残し始めるとキリがありません。

そのため、“思い出型”のモノは、“厳選して残す”“コンパクトにして残す”のがおすすめです。

例えば、子供のモノであれば子供と一緒に写真に撮って処分したり、ランドセルや子供服だったらキーホルダーなどコンパクトな小物にして残したりするサービスもあります。写真や子供の制作物も、これぞ!というものに絞って残すのがおすすめです。

なんでもかんでも残すより厳選して残したほうが思い出は大事に残せるもの。“思い出型”の方は、ぜひお試しください。

 

2:「また使うかも型」

出典: GATTA(ガッタ)

2つ目のパターンは、“また使うかも型”です。

特に洋服などは、「痩せたらまた着たい」「また流行るかもしれない」という理由でこのパターンになるケースが多いのではないでしょうか。これも9割以上のモノは結局使わないでしょう。

そんな“また使うかも型”にオススメの対処法は、“賞味期限を決めて寝かせる”ということです。

例えば、賞味期限を半年後に設定し、期限を書いた付箋やシールをボックスに貼って寝かせておきます。その期間中一度も使わなかったら思い切って処分します。

期限を切ることで自分自身も踏ん切りが付き、もう自分には必要ないモノなんだな、と自覚することができるようになるのではないでしょうか。

 

3:「もったいない型」

出典: GATTA(ガッタ)

最後に3つ目のパターンが、“もったいない型”です。

このパターンに特に多いのが、引き出物の食器やノベルティ、好みじゃない子供服のお下がりなど、“いただきもの”系です。自分では使わないしそれほど思い入れもないものの、まだ新しくて使えるので、捨てるにはもったいない……というケースは多いですよね。

そういったモノは、なるべく早めに“リサイクルショップに持ち込む”のがおすすめ。値段がほとんどつかなかったとしても、無料で引き取ってもらえて他の誰かに活用してもらえるのであれば手放しやすくなります。

最近では、海外などにも店舗展開があり、ほぼ買取NGなしで引き取ってくれる業者さんもあります。(筆者宅ではエコリングさんをよく利用しています)

自分にとって不要なモノでも、他の誰かに喜んで使ってもらえるなら気持ちよく手放せますよね。お近くにリサイクルショップなどがあれば、一度持ち込んでみてはいかがでしょうか。

 

捨てられないと一口に言っても、色々なケースがありますよね。一括りにしてしまわずに、モノごとに「なぜ自分がこのモノを捨てられないのか?」という理由としっかり向き合って、対処法を考えるのが大事だと思います。

モノと向き合うというのはとても体力が要ることでもありますが、ズルズル先延ばしにすればするほど片付かない状態が続き、家が圧迫されていきます。

“片付ける”というのは、“物事にカタを付ける”という意味でもある、とよく言われます。

しっかりモノと向き合って自分の過去などに“カタをつけ”て、スッキリした暮らしを目指してみてくださいね。

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