コートは空港に預けられる!? 旅ライター直伝「荷造り&服装のコツ」3つ
「旅に出るまでが面倒で、旅行が億劫になってしまう」という声を、時々耳にすることがあります。
ひとり旅ならともかく、特に小さなお子さんを連れた旅や、慣れない国に行く旅であれば、準備の段階から少し不安や煩雑さを感じてしまうかもしれません。
そこで今回は、トラベルライターの筆者が、空港でまごつかない、荷造りや服装のコツをお伝えします!
1:スーツケースは事前に空港へ送る
旅行のとき、空港まで重いスーツケースを持っていくのが億劫になることはありませんか? ちょうど朝夕の通勤ラッシュの時間と重なると、さらに負担を感じますよね。
筆者は出張や旅行に出かけるとき、事前にスーツケースを空港に発送しています。
そうすることで、当日は通常とほとんど変わらない荷物で空港へ行けるので、移動がグンと快適に! 夕方以降のフライトの前などにも、荷物に左右されずに予定を入れられるので、とても便利です。
この手荷物宅配サービスは、片道2,000円前後(都内から成田空港)から利用でき、場所によっては出発日前日の集荷も可能です。クレジットカードに発送サービスが付帯されていることも多いので、まずはお手持ちのカードの付帯サービスを確認してみてはいかがでしょうか?
この方法であれば、数日前から準備ができるので、出発当日に焦ることが減るのもメリット。足りないものを確認しやすいので、おすすめです。
2:機内持ち込み荷物は、2つのバッグに分ける
短距離路線の場合や、荷物がコンパクトな場合は1つで問題ないですが、機内に冷え対策グッズやPC、カメラ、化粧品など、色々なものを持ち込みたい場合は、機内へ持ち込むバッグを2つに分けておくと良いでしょう。
1つは、パスポートやお財布など、すぐ取り出したい貴重品を入れておくために、斜め掛けできるポシェットタイプなどが便利。大きなバッグ1つで、パスポートやお財布の取り出しにあたふたして、思わぬ落としものをする可能性も減るでしょう。
手荷物検査をスムーズに通過するためには、当日の服装にもコツがあります。アクセサリーをつけず、脱ぎ着しやすい上着、靴を着用するのがおすすめです。
3:冬に南国へ行くときは、空港でコートを預ける
冬場に南国リゾートなどへ出かける場合、現地で不要なコートを空港で預けることができることはご存知でしょうか?
事前予約の必要がなく、JALエービーシーやANAのスカイポーターカウンターなどで預けることができます。
こちらも、クレジットカードにサービスが付帯していることが多いので、お手持ちのカードのサービスを見直してみてくださいね。
また、さらに上級なテクニックとして、成田や羽田空港内にあるクリーニング店に預けるという方法もあります! 海外旅行の場合などでは、出発日に出して、帰国日に受け取ることもできるので、冬の間にコートをクリーニング出せる機会としても活用できます。帰りにキレイになったコートで暖かく、気分も良く帰れますよ。
いずれも、旅慣れた筆者がリアルに利用しているものばかり。空港で受けられる便利なサービスを知っておくと、海外旅行もグンと身近なものになりますよ。
ぜひ、次回の旅の準備から活用してみてくださいね!
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※ Olena Yakobchuk/Shutterstock