知らないうちに印象が悪くなる!? マナー講師直伝「話し方」のNGマナー6選
仕事がデキる人は、相手の立場や気持ちをしっかりくみ取り、その場の状況に合わせて会話ができます。話し方一つで印象を悪くすることがあるので、話すペースや話すボリュームなど細かいことにも気をつけるようになりたいですよね。
そこで今回は、マナー講師の桜美月さんが、印象を悪くする話し方を教えてくれました。あなたは、相手や状況に合わせた話し方ができていますか?
印象を悪くする話し方とは
(1)声が小さくこもっている
隣にいても声が小さすぎて聞こえなかったり、何を言っているのかわからなかったりすると、相手をイライラさせてしまうことがあります。モゴモゴ話していると、頼りない印象を与えてしまうことも。
声の大きさは、”相手に届く大きさ”であることが大切です。お腹からしっかりと声が出せるようになると、印象が良くなりますよ。
(2)話し方が早すぎる、または遅すぎる
話し方が早い、もしくは遅い人は、言葉が聞き取りづらく、内容がしっかりと伝わらない場合があります。早口もクセの一つです。早口の人は、少しゆっくりと話をし、遅すぎる人は、少しテンポよく話せよう意識できるといいですね。
相手の立場や年齢に合わせて、話し方をより丁寧に、優しく、ゆっくりとできるようになると、ワンランクアップしたコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
(3)抑揚がなく、平坦な話し方をする
一本調子で話をすると、内容を聞き取りづらく、会話が盛り上がりにくいです。強弱やリズムよく話すことが大切です。言葉に抑揚をつけることで、聞き取りやすさがアップします。
さらに、話し方に柔らかさが出て、女性らしい話し方ができるようになりますよ。
(4)何を言いたいのかわからない
思いつくままに話したり、起こったことをダラダラ話したりすると、相手側には結局何が言いたいのかが伝わりません。話をする前に、伝えるべき内容や聞きたいことをしっかりと整理してから、話はじめるようにしましょう。
(5)相手の目を見ない
話をするときに、相手の目を見ず、目が泳いでいては、おどおどした印象を与えてしまい、説得力がなくなります。
表情や姿勢によって、相手への印象を変わってきます。笑顔で相手の目をきちんと見て話ができる人は、好印象を与えることができますよ。
(6)感情的になる
話す前に感情的になっていないかをチェックすることが大切。はじめは冷静だったのが、話しているうちにだんだん感情的になっていく人をよく見かけます。
感情的になると、ビジネスではマイナスにつながりやすいので、冷静に話ができる状態になってから落ち着いて話をするようにしましょう。
人と話をするときには、話す相手にふさわしい言葉を使い、聞いている人がわかりやすい話し方をすることもマナーの一つです。相手の態度や様子を見て、相手が理解しているかどうかを確かめながら話をしていきたいですね。