マスクをしても崩れない!? 朝の仕上がりを夕方までキープするプロ直伝のベースメイクテク
マスクをする機会が増えて、気になるのがマスクを外したときのメイク崩れ。朝にファンデーションを塗っても、帰宅時にマスクを外すとメイクがドロドロに落ちてしまっていませんか?
そこで今回はビューティープロデューサーの小笠原彩さんが、夕方まで美肌をキープできる“崩れない”ベースメイクのテクニックを教えてくれました。
マスクでメイクが崩れてしまうのはなぜ?
マスクをすることによってベースメイクが崩れる原因は、マスク内の湿気と、マスクによる摩擦であることがほとんど。
崩れないベースメイクの基本とは、本来であれば“塗らないこと”です。ただ、すっぴんは……と気が引ける人もいますよね。
そこでメイクをしても崩れにくくするために大切になってくるのが、塗っていないくらいの薄さで仕上げること、そして密着させることです。
ポイント1:「塗っていないくらいの薄さ」で仕上げること
塗っていないくらいの薄さで仕上げるためには、下地をすることがとても大切です。
下地はコントロールカラー効果があり、毛穴やテカリを抑えてくれるものを取り入れましょう。テカリを抑えてくれるということは、皮脂のバランスやお肌の水分バランスを整えてくれるということ。マスクの中でファンデーションが崩れる原因である湿気の対策に、このようなアイテムが有効!
より薄く仕上げるために、マスクをする部分は下地とフェイスパウダーのみで仕上げるのがおすすめですよ。毛穴をカバーしてくれる下地は、見た目もファンデーションを塗っているかのように美しい肌に仕上げてくれますので、下地を塗ってファンデーションをほぼ塗らないくらいで十分! 目周りのくすみやクマなどは、通常通りメイクすると手抜き感が出にくくなります。
プラスして、下地は紫外線対策になるものを取り入れましょう。紫外線対策効果があるマスク以外は、対策になりません。「ついマスクで守られているからいいや」という気になりがちですが、マスクの下も紫外線ケアはしっかりとしていきましょう!
ポイント2:お肌に「密着」させること
次に大切なのは、塗ったものをしっかりと密着させること。密着していない状態だと、どうしても湿気で浮いてきてしまいますし、摩擦で崩れてしまいます。
そこで、マスクをする前に、お肌に密着させる一手間を取り入れるのがおすすめ!
ファンデーションで薄く仕上げたら、最後に塗れたスポンジでポンポンと全体をパッティングしながら、なじませるだけ。このステップを入れると、肌にファンデーションがしっかりと密着し、なじんできます。そのあとに軽くフェイスパウダーでおさえると、よりベースメイクが密着しますよ。
この少しの手間を加えるだけで、「崩れた……」と感じることが圧倒的に減るはず! ぜひ試してみてくださいね。
【画像】
※Fast&Slow、maruco、プラナ/ PIXTA(ピクスタ)