最後に見直したのはいつ?プロ直伝「災害時に本当に使える」グッズ6つ&収納術
防災グッズの見直し、みなさんはどのようにしていますか?
食料の賞味期限や防災グッズの置き場所など、気を付けるべきことはたくさん! 一度準備したつもりでも、実は見直すべき箇所があるかもしれませんね。
そこで今回は、プロが教える“災害時に本当に使えるグッズ&収納術”をご紹介します。この機会におうちの防災グッズを確認してみてください!
1:どんな状況でも違和感なくかぶれるヘルメット
防災用として流通しているヘルメット。かさばるからと、いざというときに取り出しにくい奥の方にしまいこんでいませんか。
おすすめは、コンパクトにたためるのに、簡単に元の形状に戻り、しっかりとガードする機能もある、便利なヘルメット。これなら防災リュックにも収納できますよ。
また、災害状況が落ち着いたあとは、ヘルメット着用をおざなりにしてしまいがちです。
一見すると、ヘルメットには見えない帽子タイプなどは、違和感なく被りやすいので、どのような状況でも活用しやすいですね。
2:トイレグッズ&収納用の袋
災害時には、避難所生活を免れない地域も発生します。また、避難勧告は出ない地域でも震災のときには、水が長期間使えないことも。そんなときに最も通常生活と異なることといえば、トイレの共用です。
想定して、防災リュックにはトイレットペーパーとサニタリー用品を準備しておくことは必須。とはいえ、トイレットペーパーをそのまま抱えて移動するのは、気がひけるものです。黒っぽい巾着などを用意しておくと、スムーズに持ち歩きやすくなりますよ。
3:1週間分の食料
おすすめは、昔ながらの方法。15食分を普段使いの食料とは完全にわけて非常食として保管するというものです。
そこに冷蔵庫にあるものや日常的に使っている乾物などのストックを足して、災害時には一週間分の20食程度の食料があることを目指します。
その後は、半年に一度賞味期限の切れたものを新しく買い直し、同じものを入れ替えるだけ。
食品以外の備蓄品である水や簡易トイレやポリタンク、カセットコンロなどと一緒に納戸にひとまとめに収納すればわかりやすいですね。
4:水などの備蓄品
“備蓄品”は、災害のあとで長期にわたりライフラインがストップした場合に、自宅での生活、または長期間の避難場所での生活に備えるモノを指します。ほかにも、普段から各家庭にある日用品のストックは、物流の混乱時の備えとしても活用できますよ。
納戸などに、一緒に収納しておけばわかりやすいですね。
比較的時間のある状況で出し入れするものなので、瞬時の取り出しやすさよりも、通常の保管でホコリが入り込まないことを優先した収納にすると、使うときに衛生的です。
また、自宅から避難所へ運ぶことも考えて、台車や車に積みやすいボックスや、大きな手提げ袋などが便利です。ダンボール箱などの水や汚れに弱いものは避けたいですね!
5:持ち出しグッズ
“持ち出しグッズ”は、災害時に急遽避難するとき1日はしのげる程度のモノを指します。玄関など外へ出やすい場所に、靴やヘルメットと一緒にとにかく取り出しやすく収納しましょう。
“持ち出しグッズ”は、難燃性タイプの専用収納袋もありますが、長時間でも背負いやすいリュックとカバーを用意しておいてもいいでしょう。
6:水を貯めるのに便利なタブトラッグス
子どものおもちゃの収納や洗濯カゴとして愛用しているタブトラッグス。Lサイズでは38リットル、Mサイズでは26リットルの容量があります。
浴槽とセットで使えばたくさんの水を貯めることも可能です。
防災の目的だけに、“容量が大きく水を貯めて運べる”ものを置いておくにはかさばるため、普段は収納用品として取り入れておくと、いざというときに役立てることができそうです。
実際に使うことを考えると、収納方法や場所など工夫が必要なことがわかりますね。ぜひ使う状況をイメージしながら、防災グッズの見直しをしてみてください!
※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。