お休み中の今がチャンス!散らかる学用品を「子どもが片付けるようになる」収納術3つ
学用品などの子どもの持ち物は、日常生活でも“子ども自身が一人で片付けられる”収納にするのはひと苦労。特に、学校から一度にいろいろ持ち帰ってくる長い休みは、その大量のモノの置き場に悩むご家庭も多いのではないでしょうか。
実は子どもの荷物が勢ぞろいする春休みこそ、収納の見直しのチャンス! この機会に、小学校低学年のお子さんでもサポートなしで簡単に管理できるようになる収納を目指しませんか?
そこで今回はインテリアブロガーのsumikoさんに、散らかりがちな学用品の収納術を教えてもらいました。
1:子どもでも簡単に扱える収納NO.1「掛ける収納」を取り入れる
扉を開けたり、引き出しを開けたり……、と収めるまでのひと手間が、子どもにとってハードルが高いもの。
そこで、頻繁に出し入れするものは、できるだけ“引っ掛けるだけ”で片付けられるようにしてあげましょう! ほかにも“放り込むだけ”などのワンアクションで定位置に片付けられる収納法は、子どもにとって扱いやすいです。
また、これらの“見える収納”は、忘れ物を防止するための収納にもおすすめですよ。
2:定位置をほかのモノにゆずらない
特に小学生は、算数セットやピアニカなど、かさばるモノが多く、それらを一気に持ち帰ってこられると、本当に置き場に困ってしまいますよね。
そこで、すべてのモノが集まる春休みを利用して、それら全てが収納内に収まるように定位置を決めてみましょう。
ポイントは学校が始まってモノが持ち出されても、その定位置をキープすること。ポッカリ空いた隙間がもったいなくても、ほかのモノを置くのは我慢です。
すると、子どもは片付ける場所を覚えやすくなり、たまに持ち帰る絵の具セットも、長期の休みに一度に持ち帰る学用品一式も、親が手伝うこともなく、子ども自身でスムーズに片付けることができるように!
3:「全部出しボックス」でランドセルもしっかり片付ける
筆箱を出してはしまい、宿題を出してはしまい……。その間ふたを開けたまま、リビングの真ん中に放り出されてしまいがちなのがランドセルです。
そこで、帰宅したらランドセルの中身を一度すべて移し替えられる“全部出しボックス”をつくってみましょう。大きなランドセルをガシャンガシャン扱う負担もなく、次の日の持ち物が整理しやすいので、忘れ物防止にもなりますよ。
大きなモノから細かいモノまで多種多様で、管理の難しい学用品。
子どもの成長の過程に合わせて、少しずつ工夫を伝えながら、子どもが自分でキレイをキープしやすい収納システムをサポートしていきたいですね。