狭いからって諦めないで!意外と使いこなせていない「デッドスペース」の活用術4つ
収納スペースが足りず、モノがあふれて困っていませんか? 収納スペースは増やしたいけれど、「家具は増やしたくない」「壁に穴を開けたくない」などを考えると、自分にぴったりなモノが分からず、そのままにしてしまっている方が多いはず。
そこで今回は整理収納アドバイザーのnonさんに、誰でもすぐに実践できる“簡単なデッドスペースの活用術”を教えてもらいました。使用するアイテムは100円ショップにも売られている突っ張り棒、S字フック、ワイヤークリップやマグネットフックなど、気軽に手に入るものばかり。まだまだ活用できていないスペースが、あなたの部屋にもあるかも……!
1:クローゼット奥の上部にあるスペース
突っ張り棒を使う場合、突っ張らせる場所があればどこにでも設置できます。
たとえば、クローゼット奥の上部にあるスペース。クローゼットは押入れに比べて奥行きがありませんが、突っ張り棒を設置して、S字フックやワイヤークリップを掛けるだけで簡単に収納スペースが完成します。
厚みのないモノ(たとえば帽子、マフラー、手袋、ベルト)なら洋服が掛かっていても邪魔にならず収納できますよ。奥で出し入れがしづらいと感じたら、シーズンオフのモノを収納すれば頻繁に利用することがないので気になりません!
2:シューズクローゼットの奥のスペース
玄関のシューズクローゼットにも、デッドスペースがあるはず! 広いスペースがありながらも、入れるものは細長い傘や細々としたアイテムが多いですよね。
筆者は、もともと設置されていた傘掛けバーの奥にもう一本突っ張り棒を設置。手前にはよく使う傘を奥には今の時期は使わない日傘、消臭スプレーを掛けています。
3:キッチンのシンク下スペース
次は、システムキッチンのシンク下収納です。扉タイプの収納の場合、上部のスペースがうまく使えないことがありますよね。
筆者はここに突っ張り棒を設置。スプレー式の洗剤など、キッチン掃除用具を引っかけることに活用しています。
また、収納棚に付いているちょうつがい部分も見逃せません! 金属のちょうつがいは、マグネットフックがくっつきます。シンク下ならボトルブラシやキッチンブラシを引っかけておくと便利ですよ。
4:洗面台の鏡裏スペース
収納棚のちょうつがいや金属部分は、探してみると意外にたくさんあります。たとえば洗面台の鏡裏!
洗面台の三面鏡裏収納の稼働棚の金属部分にも、マグネットフックがくっつく場合が多いです。
筆者のおすすめは、ヘアゴムやネックレスを引っかける収納。ここでは、可動式のマグネットフックを使っています。
ヘアアクセサリー系はボックスにまとめていることが多いですが、こまごましていて一瞬で見つけられないことがストレスになることも……。ひっかけておけば、すぐに取り出せるので少しの違いでも扱いやすさが違います!
耐荷重はもちろん、形状、カラーなど、さまざまなタイプのつっぱり棒やマグネットフック。掛けたいモノやくっつける場所によって、使いやすい形状の収納グッズを選んでくださいね。