やりがちだけど実はダメ!美容師に聞いた「お風呂でのNGヘアケア」3つ
きれいな髪をつくるためには、毎日のヘアケアが大切。ヘアケアは特に、シャンプー・トリートメント・ヘッドスパなど“バスタイム”におこなうものが多いですよね。
しかし覚えておかなければならないのがNGケア。そこで今回は、バスタイムで効率よくヘアケアをするために“やってはいけないこと”を、美容師の野澤琢眞さんが紹介します。
NG1:シャワーが熱いorぬるい
シャンプー前やシャンプー後、トリートメント後にシャワーで髪を流しますよね。そのとき、お湯の温度は“40度前後”を保つようにしましょう。
お湯の温度が極端に高いと、髪のダメージを受けやすいだけでなく、カラーリングした髪の場合は退色を早めてしまうことも。寒い時期はついつい温度を高めに設定しがちなので、気をつけるようにしましょう。
逆に、極端に温度が低い場合はトリートメントの浸透効率が悪くなることがあるため、こちらもおすすめしません。必ず適温でシャワーを使うようにしましょう。
NG2:シャンプー後のすすぎが甘い
シャンプーで髪を洗ったあと、なんとなくすすいですぐにトリートメントをつけていませんか? シャンプー後はしっかりとすすぎましょう。
市場で多く販売されている高級アルコール系のシャンプーの場合、すすぎが不十分だと、頭皮や髪に残った成分が酸化して不純物となります。そのままの状態を放っておいてしまうと髪の柔らかさや滑らかさを損なってしまうことになりかねません。
その後つけるトリートメントの効果も発揮しにくくなるので、シャンプー後のすすぎは必ずしっかりと行うようにしましょう。
NG3:トリートメントを頭皮中心につける
シャンプー後にトリートメントをつけるときも、方法を間違えないようにしましょう。
トリートメントは基本的に、髪の内部に髪の主成分であるタンパク質をおくること、髪の表面をコーティングして手触りを良くすることが目的。ダメージの多い毛先を中心にトリートメントをつけてあげましょう。手で揉み込むようにしてつけるのがおすすめです。シャンプーのときとは違い、すすぎ過ぎないのもポイント。
バスタイムのヘアケアは、きれいな髪をつくるための非常に大切な工程。知らずのうちに“NGケア”をやってしまっていないか、見直してみてくださいね。
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