忙しい朝でも即完成!ショートヘアの「長さ別簡単スタイリング」3つ
毎朝髪をスタイリングするとき、「なかなか自分できれいなシルエットがつくれない……」と悩むことはありませんか?
サロン帰りのようなスタイリングを自宅で再現するのはなかなか難易度が高いような気がしますよね。でも実は、とっても簡単に美しいシルエットをつくることができるんですよ。
そこで、美容師の新谷千絢さんが、簡単にきれいなシルエットをつくるスタイリングテクニックを教えてくれました。今回はレングス別に3タイプに分けてご紹介します。
ショートヘア
ショートヘア、特にえりあしがくびれているタイプのショートヘアの場合は、トップのふんわりさせたり顔周りをすっきりさせたりすることで、美しいシルエットに仕上がります。小顔に見える効果も期待できますよ。
ちょっとしたバランスで、頭の形が四角く見えたり首が長く見えたりするので、髪型全体を見ながらスタイリングすることが大切です。
髪を乾かすときは、下を向いてドライヤーをあてるのがおすすめ。もみあげや襟足がハネないよう押さえながら乾かすことで、トップはふんわりとして他はすっきり、バランスのよいスタイルに仕上がりやすいですよ。
また、スタイリングするときは、ストレートアイロンでほんのり巻いてみましょう。軽く内巻きすることで、髪の収まりがよくなります。
ショートヘアで毛先を無理に巻くと、ボリュームがつきすぎて頭が大きく見えてしまうことがあるので注意しましょう。
ショートボブ
髪を伸ばし中の方や、肩につかない程度でキープしたい方に多い髪型ですね。
写真のように、自然なストレートスタイルでもかわいいですし、すこしくびれさせてふんわり崩すのもおしゃれです。
ストレートスタイルにするときは、髪を乾かすときにブラシで内側にクセをつけるように意識しましょう。実は、これだけでスタイリングはほとんど完成!
もし追加でアイロンを使うのであれば、表面を軽く巻く程度にとどめておきましょう。もみあげやえりあしは巻かずにそのまま残しておくのがおすすめです。
こちらの写真のように襟足をハネさせたいときは、もみあげと襟足の角だけを外向きに巻き、首の中心のえりあしは巻かずに残しましょう。メリハリがついてすっきり見えます。
ボブヘア
肩や鎖骨につく程度の髪の長さであれば、内巻きや外ハネなど、スタイリングの幅が広がりますよね。
ふんわりと内向きに巻くもよし、外向きに巻いてハネさせるもよし。
忙しい朝でも素早く仕上げたいのなら、内向きに巻くのはいかがでしょう。
26~34mm程度の、あまり太すぎないコテを使います。温度は160度まで。低めの温度にした方が髪に傷みにくいのでおすすめですよ。
髪質が柔らかい方は、アイロンを半回転させて巻くことを繰り返しましょう。巻きすぎないのがポイントです。一方、固くてしっかりした髪質の方は、アイロンを一回転させてしっかりと巻きましょう。髪質に合わせて巻き方を変えることで、カールの持ちがよくなります。
髪の長さによっては、毛先だけ、襟足だけなど一部分を巻くだけで美しいシルエットに仕上がることも。これなら忙しい朝でも簡単にスタイリングができますね。
ぜひみなさんも参考にしてみてくださいね。