見た目も使い勝手もバッチリ!収納上手さん直伝「収納ケース」の賢い選び方
使い勝手のよい収納に欠かせない“収納ケース”ですが、種類がさまざまあり、どんなものを選んでいいのか迷ってしまいますよね。
また最近では、“すっきり見せる”ことができる収納ケースも人気ですが、上手に取り入れないと逆に使い勝手が悪くなってしまうこともあるんです。
そこで、整理収納アドバイザーのmaikoさんに、“すっきり見せる”と“使い勝手”のバランスをとるための“収納ケース選びのポイント”を教えていただきました。
半透明の収納ケースを上手に活用
収納に一番大切なのは、“使い勝手”です。もちろん見た目も大切ですが、見た目ばかりに気を取られてしまい、使い勝手が悪くなっては本末転倒。
たとえば、中身を隠せる収納ケースは、すっきりした見た目にはなるものの、中身が見えないので、何が入っているかわかりづらいといったデメリットもありますね。
ごちゃごちゃしたモノを隠したい場所では有効ですが、半透明のケースを使った方が中身がわかりやすく、管理しやすいといった場合も多いのが実際のところです。
目立たない位置の収納場所や扉付きの収納場所に並べる場合などは、半透明の収納ケースを使うと、中身がわかりやすく、使い勝手もよくなります。
収納ケースの深さにも注目
中身がすっぽり隠れる深さのケースも、すっきり見せるのには有効ですが、ケースを置く棚の高さによっては、取り出しづらくなるデメリットもあるんです。
深さのない収納ケースは、中身がケースからはみ出してしまうため、見た目はすっきり感に欠けますが、使用頻度の高いものを収納する場合には、手に取りやすくなり使い勝手がよくなります。
フタ付きの収納ケースは使用頻度の低いものを
フタ付きの収納ケースは、ごちゃごちゃした中身を隠せるので、すっきり見せるためには有効ですが、フタを開ける・閉めるといった動作が必要になるので、使用頻度の高いものやサッと取り出したいものの収納には向きません。
フタ付きの収納ケースには、使用頻度の低いものを収納すると、ホコリよけとして役立ちます。また、フタ付きの収納ケースは、重ねて置けるので、収納量を増やせるといったメリットも。その場合も、使い勝手を損なわないためには、使用頻度の低いものを収納するといいですね。
“すっきり見せる”と“使い勝手”のバランスを考えて、収納ケース選びをしてみてくださいね。