逆に乾燥するかも!? 美容家が教える「シートマスク」の正しい使い方
肌のスペシャルケアの鉄板アイテムといえばシートマスクですが、使い方やタイミングを間違えると肌を乾燥させてしまうことも……。
そこで今回は、美肌研究家の杉本由美さんに、シートマスクの正しい使い方を教えてもらいました。
1:シートマスクをつけるベストなタイミング
洗顔やクレンジングなどで肌を清潔な状態にし、化粧水で肌を整えてからシートマスクをつけるようにしましょう。
肌の表面に余分な皮脂がついたままでは、美容成分を肌に届けるどころか、皮脂汚れとシート液が混じり、肌トラブルにもなりかねません。
入浴中は毛穴が開いていて、美容成分を肌にしっかり与えられそうと思いがちですが、実はNGなタイミング。
入浴中は汗もかくため、せっかくの美容成分も汗と混じり、流れてしまうことに。シートマスクをつけるならタイミングとしては入浴後がベストです。
2:シートマスクの正しいつけ方
シートマスクは化粧水で肌を整えてからつけるのが正解。
洗顔後に何もつけずにシートマスクをのせて、少しでも多くの美容成分を届けたいと思う気持ちもわかりますが、肌が美容成分を刺激と感じ、肌トラブルの原因になってしまう場合も。
いつも使用している化粧水をつけ、肌を整え、落ち着かせてからシートマスクをのせるようにしましょう。
オールインワンのシートマスクなど、化粧水の役割も担っているタイプのシートマスクは例外です。
3:シートマスクの正しい頻度とつける時間
毎日スペシャルケアをすれば、肌はどんどんきれいになると思う方もいるかもしれません。
しかし実はそれ、NG行為だと知っていましたか?
栄養過多になり、肌本来の働きもおろそかになる可能性が……。最悪の場合、肌トラブルにつながってしまうことも。
さらにせっかくのシートマスクがもったいないからと、10分以上も肌につけているというなら今すぐやめましょう。
乾いたシートマスクをのせていると、肌の乾燥を招いてしまいます。シートマスクが乾く前に外すのが正解です。
一般的に、シートマスクは1週間に1~2回程度、つける時間は5分くらいで十分です。
スペシャルケアとして便利でお手軽なアイテムのシートマスク。
意外とやってしまいがちな、間違った使用法などをご紹介しました。
せっかくのケアが無駄にしないためにも、ぜひ一度見直してみてくださいね。
【画像】
horiphoto、プラナ、aijiro / PIXTA(ピクスタ)