これをやっておけば大掃除いらず!? 「キッチン掃除」2つの工夫
12月が近づき、そろそろ大掃除のことを考え始める季節になりました。
気が重い大掃除ですが、日頃の掃除習慣や仕組み次第で、その大変さは変わってきます。今回は、日頃からキッチンでやっておきたい2つのことをご紹介します。
1:油汚れがこびりつく前に!「汚れはためない」が鉄則
キッチンの汚れで最もネックになりやすいのは、油汚れ。油汚れは、時間が経ってしまうと落としにくくなってしまうため、特にコンロ周りの汚れは毎日掃除で落としておくことが理想です。
調理が終わって時間を置かなければ、サッと拭き取るだけで掃除は終了します。この一手間をサボってしまうと、汚れがこびりついてしまい、落とすのにも一苦労。毎日のコンロ周りの拭き掃除を習慣にしてしまえば、大掃除でこびりついた油汚れと戦う必要がなくなります。
習慣に取り入れるためには、少しでも楽できるように、ウェットシートやキッチンペーパーなど使い捨てのもので拭き掃除するのがおすすめです。少しでも手間を省略して、毎日の習慣に取り入れやすくしましょう。
そして、毎日掃除するためには、サッと手にとれる位置に掃除グッズをスタンバイさせておくことも大切です。キッチンで使う掃除グッズは、必ずキッチンに置くようにしましょう。
2:賞味期限切れをなくす!「食品ストック」の管理を徹底
大掃除では、掃除だけでなく“片付け”や“整理”も必要ですよね。キッチンの食品類のストックもその対象です。
いざ整理をしてみると、棚や引き出しの奥から、賞味期限の切れた使いかけのものが出てくる……なんてことも意外とあります。そうならないために、食品類のストックは、日頃から管理のしやすい状態にしておきましょう。
食品類のストックは、ある程度の種類ごとに分けて収納し、買い足しをしたら、古いものが手前にくるようにするなど、ルールの工夫が必要です。
また、期限の短いものや使いかけのものは、分かりやすくひとまとめにして、こまめにチェックすることを習慣にします。できれば、開封したものは詰め替えて、ストックとは別の収納場所に保管することで、使い忘れを防ぐことができます。
そして、どの程度のストック量が必要なのかを把握して、適量を保つようにすることも大切です。そうすることで、ムダ買いをすることも防げ、収納の状態も乱れにくくなります。きちんと管理できる仕組みをつくっておくことで、食品をムダにすることもなくなり、わざわざ大掃除に整理する必要もなくなりますよ。
普段の生活の中で、習慣や仕組みを整えていくことで、暮らしがスムーズになり、結果的に大掃除の項目も減らすことができます。ぜひ、取り組んでみてくださいね。