あの面倒な作業、必要なかったんだ!毎日メイクでやめてよかったこと3つ
女性の朝の時間はとても忙しく、貴重な時間です。
食事の準備や支度と、一連の流れをもう少し短縮できたら……と考えることは少なくないかと思います。
そんな一連の作業のなかで、ついメイクもいつも同じ流れのまま、無意識に行なってしまうことがあるのではないでしょうか。
ビューティープロデューサーの小笠原彩さんによると、あらためてメイクの手順を見直してみると、「これはなくてもよかった」「むしろないほうがよかった」と思うことがあったそう。
そこで今回は小笠原彩さん自身が、実際になくしてよかったメイクの工程を紹介してもらいました。
1:顔全体のファンデーションから、部分ファンデーションへ
一番なくして差が大きかったのは、顔のファンデーションです。
顔全体にファンデーションを塗るのは当たり前だと思いがちですが、そんな当たり前をなくし、部分ファンデーションのみにしたところ、素肌感がでて、「透明感がある」、「地肌がとてもきれい」などと褒められるようになりました。
顔全体になんとなくファンデーションを塗布している方も多いかもしれませんが、ファンデーションをしっかり塗ってしまうと、お面のようなのっぺりした印象になることがあります。厚ぼったい印象は素肌感が出ないので、透明感も出づらいんです。
ただ、肌で気になる部分やクマやくすみがある方は全くファンデーションをなしにするからいい、という訳でもありません。そこの中間をとるのが部分ファンデーション使いです。
やり方はコントロールカラー効果のある下地で顔全体のくすみを除去、その後、Tゾーンと小鼻の脇あたりのみ、部分的にファンデーションを塗布。
基本的にくすみやクマがあるのは顔の中心部分なので、このようにすると、気になる所はしっかり隠しながら、肌に塗った感があまりでません。
顔全体のファンデーション塗りをやめて、部分ファンデーションを試してみて!
2:チークしっかりから、ノーチークへ
次になくしてよかったのはチーク。
今までは血色を出すためにしっかりチークを塗っていました。しかし、薄めのファンデーションであれば、あまりしっかり塗りすぎても合わなくなるかなと考え、一度なくしてみたんです。すると、自然な血色がナチュラルに見え、より自然なベースメイクに見せていくことができました。
しっかりチークは血色が出てきれいに見えますが、少しメイクが厚く見えてしまうことがあります。ナチュラルに仕上げていきたい方は、ぜひノーチークを試してみてください。
3:しっかりアイライナーから、日中ノーアイライナーへ
最後になくしてよかったのは、昼間のしっかりアイライナーです。
アイライナーをなくすことはできないと思いがちですが、しっかりアイライナーはときにやり過ぎ感が出てしまうことも……。
そこで、おすすめなのが昼間のノーアイライナー。
日中の日差しはメイクの細かいところまではっきり見えるので、しっかりメイクをしてしまうとナチュラルさにかけてしまいます。
一方、暗い照明のなかでは顔もはっきりと見えづらいぶん、メイクは少し濃いめにするときれいに見えます。
なので、夜はしっかりアイライナー、昼間はノーアイライナーがおすすめです。
毎日のメイク工程を、勇気を出して減らしてみると、なくてもよかったことに気づくことができます。
時短につながるだけでなく、仕上がりがきれいに見えるなら一石二鳥ですよね。
なくしてもきれいに見えるメイクを、ぜひ試してみてください。
【画像】
Pangaea、horiphoto、Ushico / PIXTA(ピクスタ)