TOP ビューティ センスがなくてもオシャレに見せたい!場所別インテリア改善のポイント【Before・After】

センスがなくてもオシャレに見せたい!場所別インテリア改善のポイント【Before・After】

2019.11.24

整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんによると、収納以外でよくある相談が、「インテリアのセンスがなくてお部屋がステキにならない」というものなのだとか。

実は七尾さん自身も以前のインテリアはごちゃごちゃで、全くセンスが感じられない状態だったそう。

いろいろ試行錯誤の末、ようやく少し満足のいく、好みのインテリアに近づけることができるようになったそうです。

そこで今回は七尾さんに、センスに自信がなくてもオシャレなお部屋に見せるためのポイントを、ご自宅の各部屋のインテリアの変化を例に紹介してもらいました。

リビングインテリアのBefore・Afterと改善のポイント

出典: GATTA(ガッタ)

まず、リビングインテリアの改善ポイントについてです。

上の写真は以前の筆者宅のリビングですが、 散らかっているわけではないのですごくダメではないものの、なんだか垢抜けない印象です。

そう感じる主な要因としては、“家具の雰囲気がそろっていない”という点が大きいと思います。

ソファ・テーブルはブラック系でアーバンインテリア風なのに、シェルフは無垢でナチュラル風なのがチグハグに見えますよね。

出典: GATTA(ガッタ)

そしてこちらが今のリビングの状態です。

とくに改善したポイントは、家具をナチュラルな雰囲気のものに統一したところです。

家具の買い替えはなかなかすぐにはできないと思いますが、 だからこそある程度最終的にどんな雰囲気に統一したいかをイメージしながら、少しずつ買い替え・買い足しをしていくのが大事だと思います。

キッチンインテリアのBefore・Afterと改善ポイント

出典: GATTA(ガッタ)

続いてはキッチンインテリアの改善ポイントについてです。

これも筆者宅の以前のキッチンの写真ですが、一つひとつのアイテムは可愛いものの、たくさん集まるとなんだかそれぞれがケンカしているようにも感じられます。

このキッチンの場合の問題点は、あれこれ飾りすぎているというところだと思います。

とくにコンロ周りなどはモノが多いと掃除も料理もしづらくなってしまいますよね。

出典: GATTA(ガッタ)

そしてこちらが今の状態です。

とくに改善したポイントは、飾るものを必要最小限に絞るというところです。

コンロ横や突き当りの壁面に飾っていたものも全部取り外し、冷蔵庫のマグネットも料理に本当に必要なものだけに絞りました。それだけでもだいぶスッキリして見えるようになったのではないかと思います。

今回はキッチンを例にご説明していますが、リビングの壁面に子供の作品や家族写真など、いろいろ飾りすぎてしまうお宅もとても多いと思います。

とくに理由もなくなんとなく飾ってしまっている場合もあると思うので、一度全部外してみて、絶対飾りたいものをまずは1~2つだけ戻してみるとかなりスッキリします。

これはお金をかけずに今すぐにでもできるポイントだと思うので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

子ども部屋インテリアのBefore・Afterと改善のポイント

出典: GATTA(ガッタ)

最後は、子ども部屋の改善ポイントについてです。

この写真も以前の筆者宅の子ども部屋ですが、やはりなんだかゴチャゴチャして見えますね。

子ども部屋については、キッチン同様飾りすぎというのもさることながら、使っている色味が多すぎるため散らかって見えるのもあまりよくないポイント。

手作りのガーランドやモビールを飾ったりして、自分なりに頑張っていましたが、かえってそれが必要以上に色味を増やしてしまうもとになっていました。

出典: GATTA(ガッタ)

そしてこちらは現在の子供部屋です。

改善したポイントは、使う色味を絞ることです。

壁面にいろいろ飾ってはいるものの、色味を統一したぶん、以前よりは多少スッキリした印象になったのではないかと思っています。

筆者宅の子ども部屋の場合は、無垢×モノトーン×ブルー系の3色のトーンに統一しています。

子ども部屋におもちゃを置いているお宅は、おもちゃの色味が加わるとカラフルに見えてしまうのが気になるかもしれません。そんなときは、使用頻度で分けて、表に出しておくのを一軍のおもちゃだけに絞れば、多少おもちゃの色味があってもそれほど気にならなくなると思います。

 

以上、センスがなくてもそれなりのお部屋に見せるためのポイントを、筆者宅のインテリアの変遷と共にご紹介させていただきました。

いろいろ試行錯誤して感じた一番のコツは、“まずはとことん引き算して、そこから少しずつ足していく”ことだと感じます。

今センスがなくて悩んでいる方も、まずは一旦引き算してシンプルにして、そこからいろいろ試しながら、自分なりの心地よいインテリア探しをしてみてはいかがでしょうか。

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