マスカラのつけ方でこんなに変わる!「美まつ毛」のつくり方
マスカラのつけ方が目の印象を左右するのはご存じでしょうか?
ビューティープロデューサーの小笠原彩さんによると、理想のまつ毛とは根元から毛先までダマがなく、マスカラがきれいについている状態なんだとか。
また、根元はしっかり、毛先は繊細なグラデーションになっている状態が横から見ても美しいそう。
今回は小笠原さんに、そのような美まつ毛のつくり方を教えてもらいました。
意外と多い!? 残念まつげさん
まずは意外と多いNGまつ毛例を紹介していきます。
・根元にマスカラがついていない
マスカラの役割はまつげの印象を強くして、目をはっきり見せることです。
根元にマスカラがついていない状態だと、目のキワとマスカラの間に空白ができてしまい、目の印象をはっきり見せたいつもりが、逆にぼやけて見せてしまう原因になります。
・ダマになりすぎている
ボテッとダマになってしまうのは美しくないだけではありません。重さで下がってきてしまい、目の印象を弱く見せてしまう場合があります。
美まつげのつくり方
では残念まつげを理解したうえで、美まつげのつくり方を順を追ってご紹介します。
(1)ブラシの先端の固まりをティッシュでオフ
マスカラは毛先の先端に液が固まっていることがあります。
この部分を残したまま、まつ毛に塗りはじめると、マスカラがボテッとついてしまい、ダマになってしまうことが多いです。
塗りはじめる前に先端をティッシュオフするだけで、このダマになりやすさが大幅に変わります。
(2)まつ毛の中間にブラシを入れ、ジグザグ動かしながら根元に向かう
マスカラはいきなり根元に入れると、液がボテッとダマになってついてしまいます。
最初はまつ毛の中間にブラシを入れジグザグに動かすことにより、最初に付けた液を少しまつ毛になじませながら伸ばしていくことができますよ。
(3)根元から中間まで再度ジグザク戻る
その後、再度根元から最初に付けたまつ毛の位置までジグザグ動かしながら戻りましょう。
このようにすると、根元から中間まで均一に、そしてしっかりと塗布できます。
(4)中間から毛先はジグザグ動かさずスッと抜く
中間まできたら、あとは毛先にむけてスッと抜くだけ。このようにすると自然に根元はしっかり、毛先は軽やかなグラデーションをつけることができます。
もし最後にダマになってしまった場合は、乾く前にコームで取り除きましょう。
番外編:絶対にやってはいけないNGテク
最後に、やりがちだけど絶対にNGなまつげテクをいくつかご紹介!
・マスカラ塗布後のビューラー
これは絶対NGです! マスカラがついた状態でビューラーをかけると、テンションがかかりすぎてしまうので、毛切れの原因になります。
・マスカラ塗布前にボトルでブラシを上下させる
これも絶対NGです。液をしっかりつけようと、マスカラのブラシを上下に動かしてしまうことは、マスカラの液を乾燥させる原因に。
ブラシに液を付けたい場合は、空気を入れないように、ボトルの中でかき混ぜるようなイメージで行いましょう。
少しのテクで簡単にまつげ美人に! ぜひ明日から試してみてくださいね。
【画像】
mits、ナオ、プラナ / PIXTA(ピクスタ)