部屋がグッと広く見える!? プロがこっそり教える「家具選び」のコツ
「広い部屋で思う存分インテリアを楽しめたら……」とは思うものの、なかなか理想通りにはいかないもの。
そんなときには、家具の選び方で、今以上に部屋を広く見せる工夫をしてみましょう。
今回は、整理収納アドバイザーのmaikoさんに部屋が広く見える家具選びのコツを教えてもらいました。
1:主役になる家具を選ぶ
あまり広くない部屋に家具がいくつもあると、部屋が狭くなるのはもちろんですが、見た目の印象もごちゃごちゃしたものになってしまいます。
インテリアで大切なのは、全体のバランスです。まずは主役となる家具を決めて、そこからインテリアを考えてみましょう。
家具は一度購入すると、なかなか手放すタイミングがありません。購入する際には、部屋全体をイメージして選ぶことがポイントです。
また、収納家具がいくつもある場合、間に合わせで購入してしまったため、デザインや収納量、使い勝手に納得がいかずに、また別の家具の購入が必要になってしまったということがあります。
収納家具を選ぶ際には、デザインだけでなく、収納量や使い勝手もしっかり検討し、収納家具として主役になるものを選ぶといいですね。
2:背の低い家具を選ぶ
主役になる家具を含め、あまり広くない部屋には、背の低い家具を選ぶのがおすすめです。
背の高い家具は、圧迫感から必要以上に部屋を狭い印象にしてしまいます。
とくに収納家具を選ぶ場合には、収納量があったほうがいいからと念のために背の高い家具を選びがちな。きちんと収納したいものを整理してから選ぶようにしましょう。
3:扉付きの収納家具を選ぶ
部屋を広く見せるには、扉付きの収納家具を選ぶのがおすすめです。
扉付きの家具は、オープンタイプの家具に比べて、ごちゃごちゃした印象をなくし、すっきり見せる効果があります。
すっきりした印象は、限られた空間を広く見せるために一番有効な方法です。
4:足付きの家具を選ぶ
足付きの家具も、部屋を広く見せてくれる強い味方です。
床の見える面積が広くなると部屋が広く感じるため、ソファやキャビネットなど、足付きのデザインを選ぶのがおすすめです。
また、足付きの家具は、ホコリがたまりにくく掃除がしやすいといったメリットも。
部屋が広く見えるだけでなく、家事もはかどる家具選びができたらうれしいですよね。
ただ気に入った家具を選ぶのではなく、ポイントを押さえて、部屋を広く見せつつ、インテリアを楽しめたらいいですね。
【画像】
Photographee.eu、SARMDY、MAX BLENDER 3D / Shutterstock