ダメージの原因かも!? 熱から髪を守る「コテ・ヘアアイロンの使い方」3STEP
コテとヘアアイロンは、ヘアスタイリングをするときの必需品ですよね。しかし使い方次第で、熱処理によって髪を傷める原因になってしまうことも……!
そこで今回は美容師の野澤琢眞さんが、コテとヘアアイロンの熱から髪を守るコツをご紹介します。
STEP1:ヘアアイロンの温度は180度以下に
髪はほとんどの成分がタンパク質でできている、といわれています。熱を加えると、もともと柔らかい質感を出すタンパク質の形状を変えてしまう場合があります。それを極力抑えるためには、アイロンの温度に気をつける必要があります。
なので、ヘアアイロンの温度は“180度以下”で処置を行うようにしていきましょう。これ以上の温度で髪に触れてしまうと、髪を硬くし柔かな質感を失う場合があります。
STEP2:熱を加える前につけるトリートメントをつける
髪を巻く際に熱をそのまま加えるのは、髪のダメージを早めることに……。熱を加える際は、その前にトリートメントをつけるようにしてください。
トリートメントをつけるタイミングは、ドライヤー前が最適! 濡れた髪に適量トリートメントを塗布し、ドライヤーで乾かしてから、そのままコテやヘアアイロンを使うようにしましょう。
STEP3:熱処理を加えた後は冷風で冷やす
髪に熱処理を加えたあと、そのままにしておくよりもドライヤーの冷風機能を使って髪の温度を下げるようにしましょう。髪は熱いまま放置しておくと、キューティクルが開いたままになり、髪の手触りを悪くしてしまいます。冷風を当てて温度を下げることで、髪の手触りがよくなり、髪の内部から栄養が流失するのを防ぐことが期待できます。
また、冷風でコテやヘアアイロンの機械自体も冷ましておくと、機械の劣化を抑えることにもつながりますよ!
気づかないうちに、髪のダメージをどんどん進行させてしまっているかもしれません。今回お伝えしたポイントを意識して、ダメージレスな髪を目指しましょう!
【画像】
※Fast&Slow、 buritora、mits / PIXTA(ピクスタ)