TOP ビューティ 乾燥でパサつく髪に!うるサラ髪へと導く「アウトバスケア」のコツ

乾燥でパサつく髪に!うるサラ髪へと導く「アウトバスケア」のコツ

2019.11.01

肌寒い季節がやってきました。風邪をひかないよう、体をしっかりケアしていきたいところですよね。もちろん髪の毛のケアも大切です。

これからは、夏の紫外線の影響によるダメージにあわせて、乾燥によるパサつきやゴワつき、広がりや静電気など、髪のコンディションを整えないとダメージ感が気になる季節。

そこで今回は美容師の森下優也さんに、今日からできる自宅でのアウトバスケアのコツを教えてもらいました。

アウトバスケアはなぜ必要?

出典: GATTA(ガッタ)

お風呂でつけるコンディショナーやトリートメントが、洗い流すタイプの“インバストリートメント”。

乾かす前やスタイリングの前につけるオイルやクリームが、洗い流さないタイプの“アウトバストリートメント”です。

髪はタンパク質の硬い繊維状のものが束になって集まっています。そのなかに水分を蓄え、その水分を逃さないように脂質が間充物質として内部に留まっていて、髪表面のキューティクルが壁となり中身を守っているんです。

みなさん洗顔後には化粧水と乳液、もしくは美容液をつけて保湿していますよね。化粧水だけで乳液をつけないとカピカピに乾いてしまう感じがしませんか? 髪にも同じことがいえます。

保湿して膜をつくってあげないとパサついたり広がったり、色が明るく見えたりしてしまうので、髪にとっての化粧水や乳液となる“アウトバストリートメント”が必要になってくるのです。

アウトバストリートメントの選び方

“アウトバストリートメント”にはいくつか種類があり、大きく分けて3つのタイプに分類されます。

(1)オイル・セラム

(2)クリーム

(3)スプレー

上から順に重くなり、ダメージや仕上がりの質感に合わせて選びます。

“オイル・セラムタイプ”はしっとりやサラサラなど粘度が違ったりしますが、基本的にはダメージによるパサつきや広がり、硬さをケアしてくれます。

表面に作用し膜をはってくれるので、水分が逃げにくくなる保湿ケア。ダメージが強いパサつき、芯のある硬さで太めな方、乾燥で広がりやすい方におすすめです。

“クリームタイプ”は乳液状なので水分と油分のバランスがよく、トリートメント成分が多く含まれます。

髪になじみやすく均一にコンディションを整えてくれるので、なかからうるおい、ゴワつきや硬さをケア。しっとりした柔らかさになるのが特徴です。

ダメージは中程度、太めから普通毛、ゴワついた硬さ、うねりやすい方におすすめ。

最後の“スプレータイプ”はウォータータイプがほとんどで、主にキューティクルに対して働きかけるので質感は軽めでサラサラなのが特徴です。

ダメージは少なめから健康毛、普通から細めで柔らかい、絡まりやすくパサつきやすい方におすすめ。

ダメージ具合や髪質、長さやデザインを考慮した質感を選べるといいと思います。

オイルとクリームの付け方

出典: GATTA(ガッタ)

髪の長さや量によって適量は異なりますが、ミディアムで500円玉ほど、ショート〜ボブはそれよりやや少ないくらいです。

手のひらと指先、指の間までしっかり伸ばしてから髪になじませます。

出典: GATTA(ガッタ)

しっかりケアしたい中間から毛先を中心に付けていきますが、表面に多く付きがちなので内側にも均等に付けるのがコツです。

最後に薄く残っている分を、前髪の毛先と表面のボリュームが出るところに付けましょう。

 

どんなにメイクやファッションを頑張っても、髪の毛ひとつで台無しになってしまうことも。

ぜひ今日から髪のケアを意識して、乾燥に負けないうるサラ髪を叶えましょう!

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