旅経験豊富なライターが教える!一人旅をするときに知っておきたい5つのこと
「自分のペースで楽しめる」、「気兼ねなく旅ができる」という理由から、最近は一人旅にハマる女性が急増中ということをご存じでしょうか。
「日本国内だけじゃなくて海外も一人旅してみたい!」
今回はそんな方に向けて、トラベルライターの桑子麻衣子さんが、海外で一人旅をする際に事前に覚えておきたいことをご紹介します。
1:治安の確認
いくら治安のよい国と言っても、日本人女性の一人旅は狙われやすいということは変わりありません。
筆者はハワイで「お金をよこせ」と絡まれたことがあります。その国の治安情報は事前にインターネットなどを利用して確認するようにしましょう。
また安いからと言って治安が安定しないエリアを滞在先に選ぶのはおすすめできません。
何かあったときのために領国日本大使館の場所や連絡先も確認しておきましょう。
2:荷物は最小限で行く!ミニマリストな旅を心がけて
国内外問わず一人旅の基本は最小限の荷物で旅に出ること。
筆者は一人旅の際は日数に限らず必ず飛行機機内に持ち込めるリュックやスーツケース内で全ての荷物を済ませるようにしています。
とくにリュックは両手が空くためおすすめ。
チェックインまで荷物を預かってもらえないときでも便利です。かさばりやすい衣類は圧縮袋で調整したり、着まわしのきく衣類を中心に選びます。
洗濯できるようにアイテムをそろえておくこともお忘れなく。
3:現金持参は最小限に
手数料のことを考えると先に大きなお金で両替やキャッシングを済ませたいところですが、現金を所有するのは最小限にするのがおすすめ。
万が一、スリや盗難にあった際など現金は戻ってきません。
クレジットカードが盗難された場合はすぐに盗難届けを出せば被害は少なく済みます。海外旅行にクレジットカード持参は2枚がベスト。
4:海外旅行保険には入る
「掛け捨てだしもったいない」と思うかもしれませんが、海外でもし病院に行くはめになった際の医療費はとても高額です。
医療費以外にも、飛行機遅延や荷物の紛失補償など旅行保険によって補償内容はさまざまです。
海外旅行保険が付帯されているクレジットカードを持っていれば補える程度のプランに入るのもおすすめです。
5:おすすめな防犯グッズ
お金はなるべく人前では出さない、またダミーのお財布を作ったりするのも防犯グッズとしておすすめです。
治安が安定しない場所であれば防犯ベルト防犯ブザーもおすすめ。
また一人旅の際は、荷物置いて席を立てないこともデメリット。
小さい荷物であれば問題ありませんが大きな荷物は持って行きづらいときに役立つのが『みはって!365』というアプリ。
荷物のなかにあらかじめアプリを起動したスマホを入れておくことで、第三者がその荷物を少しでも動かした時点で大きな警告音が鳴り、位置情報があらかじめ登録されたメールアドレスへ送信されます。
タブレットやスマホ2台持ちの方であれば便利なアプリです。
海外の人たちは日本人に対してお金持ちというイメージを持っています。
おしゃれな格好をしていたり、デジタルカメラなど比較的高額な電子機器を持ち歩いていることは世界的に見ても豊かな国というイメージが強いようです。
楽しい一人旅にするためにも自分の身は自分で守るように心がけてくださいね。
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