服を4種類に分類してみて!「クローゼットの徹底整理」テクニック
すっかり肌寒く感じる季節になり、秋冬ものの洋服を買い足したという方も多いかもしれません。
服を買ったときに困るのが、クローゼットの整理。特に洋服が好きな方であるほど、どんどん服が増えてしまって収納場所に困っていらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、なんと500着以上の服を持つ方の収納例を参考に、“クローゼット整理”のテクニックをご紹介します。
大容量のクローゼットがあるのに服が出せない!
まず、お片付け前のBeforeの状態から。
今回収納例としてご紹介するお宅は、寝室に大容量のクローゼットをお持ちでしたが、ベッド横のベビーベッドが邪魔をしてクローゼットを開けにくい状態。これは改善の余地がありそうですね。
そのクローゼット自体も洋服やバッグで溢れかえり、ほとんど中に入れない状態。
せっかくたくさんのステキな服をお持ちなのに、活かしきれていないという感じでした。
そしてクローゼットが出しづらくなってしまった結果、寝室に置いた引き出しや洗濯物干しの周囲に普段着る服が溢れてしまっていて、さらに引き出しもパンパンで閉まらない状態に。
寝室の他にも家族の服を収納している衣装部屋がありますが、引き出しの前がモノで塞がってしまっていて、ほぼ使われていませんでした。
そこで、まずは服を全部出しして整理し、収納の仕組みから見直すことに。
とにかく服をカテゴリ別に分類して整理
まずはモノの量を把握して減らさないことにははじまらないため、最初にハンガーにかかっている服を全部出ししました。
ハンガーがけの服だけでもなんと総数250枚ほど! これは1日では終わらないのではないかと思うほどのボリュームでした。
そして、出した服を“ジャケット”“パンツ”などカテゴリに分けて数を把握します。
カテゴリ別に分けた服は、さらに“好きかどうか”“着ているかどうか”の2軸で4つの象限に分類します。
ハンガーにかかっていた服を整理したら、続いては引き出しの中の服も全部出し。こちらもかなりの数があり、ハンガーがけの分と全て合わせたらなんと500枚以上にもなりました。
これも同様にカテゴリ分けしてから“好き”“着ている”の軸で分け、整理していきました。
そしてモノの整理を進めた結果、なんと手放す服がこんなにもあったことが発覚!
手放す服は、買い取りに出したり、リサイクルに出したり、処分したり……と、さらに分類してまとめました。
そして、残す服はクローゼットや引き出しに収納し、なんとか5時間超ほどの作業が終了。では、早速Before・Afterをご紹介します。
服が出しやすく改善!クローゼットBefore・After
クローゼット前
Before
After
まず、ベビーベッドが立ちふさがり出入りができなかった通路を、クローゼットへの出入りをしやすく改善しました。
ベビーベッドは反対側に移動。
たったこれだけのことでも、毎朝の身支度のストレスは相当なくなったはずです。
クローゼット内部
Before
After
ハンガー掛けの服は、手前側の側面に普段着る服を集約。奥に使用頻度の低い服を入れるように変更。
クローゼット内部はまだモノが多い状態ではありますが、普段着る洋服が選びやすい状態に改善できました。
そして、バッグ収納用ハンガーポールや収納用ラックの配置を変えることで、クローゼットの入口からスムーズに入れる動線をつくりました。
奥の方に使用頻度の低い服やアイテムを集約させることがポイントです。
寝室引き出し
Before
After
続いては、寝室に置いてあったチェストの改善です。
引き出しの前にモノを置かないことで、“チェストがあるけど機能していない”という状況を改善。
また、いらない服を処分することで、チェストから服があふれてしまうこともなくなりました。
そして引き出しは、それぞれカテゴリ分けして何が入っているか分かるようにラベリング。
「あれどこにいったっけ?」と服を探す玉が解消されますね。
一気に片付けるのはなかなか難しいので、「まずは引き出し1箇所から」「今日はシャツを整理しよう」などと、目標を決めて実践してみるのもおすすめです。
ぜひみなさんも試してみてくださいね。