技術ナシでおしゃれな写真に!アートな壁がある海外スポット【アジア編】
LCCが普及し、気軽に海外旅行に出かける人が増えてきた昨今。フォトジェニックな場所で写真をアップするのは、いまや旅の楽しみのひとつ。
Instagramで「#カベジョ」というハッシュタグを検索すると、おしゃれな街中の風景や珍しいウォールアートの前で写真を撮った写真をたくさん見ることができますよね。
そこで今回はトラベルライターの桑子麻衣子さんに、日本からも出かけやすいアジアにスポットを当てて、SNS映え間違いなしのウォールアートのある海外スポットを教えてもらいました。
1:実はウォールアートの宝庫!? シンガポール
『マリーナベイ・サンズ』やプラナカンといった、SNS映えスポットが多くあることでもおなじみのシンガポール。
実は街の至るところにウォールアートが隠れているんです。
シンガポール国内外のインスタグラマーに人気なスポットは『チョンバル』にあるウォールアート。昔懐かしいノスタルジックなシンガポールの風景をモチーフにしたウォールアートは欧米人に人気あります。
また、日本人観光客に人気の『ハジレーン』もウォールアートエリア。
こちらでは、カラフルでポップなウォールアートがたくさん並んでいます。観光地でもあるので、観光しながら楽しく写真を撮りたい方におすすめ。
『リトル・インディア』にあるタン・テンニア氏の邸宅跡も人気のスポット。インスタグラムのフィードが一気に華やかになりますよね。
古代と現代が融合したウォールアートがあるのはおしゃれなバーが連なる『ダクストン・ヒル』。『MacBook』や『CHANEL』のハンドバッグを持った古代の女性たちが描かれているちょっとおちゃめなウォールアートも最近は人気です。
2:アジアのウォールアートといえばここ!マレーシア・ペナン島
元祖アジアのウォールアートといえば、マレーシアの『ペナン島』。世界遺産にも認定されている『ジョージタウン』は街の至る場所でウォールアートを見つけることができます。
なかでも人気は、2人の姉弟が自転車に乗って遊んでいるシーンを描いたウォールアート。自転車は本物の自転車を使用されているんです!
古き良き時代のペナン島の子供たちが描かれたシーンは、ノスタルジックな気持ちにさせてくれます。ぜひ、ウォールアートと一緒にユニークな写真を撮影してみてはいかがでしょうか。
3:カラフルな写真がたくさん撮れる!台湾
カラフルなウォールアートの村として知られる『彩虹眷村(さいこうけんそん)』は、日本語では『虹の村』という意味があります。
この村にウォールアートが誕生したのは、村に住む1人のおじいさんが「退屈だから」という理由でコンクリートの壁にペンキで絵を描き始めたことがきっかけだそう。
ウォールアートが誕生する前は、実は村は再開発計画によって取り壊される予定でしたが、おじいさんのウォールアートのおかげで中止になったそうです。
写真は後から見返すことで、楽しい気持ちを思い出したりやる気にさせてくれたりするパワーがあります。ぜひ、旅の思い出づくりの参考にしてくださいね。