30代からの髪に!プロが教える「髪のエイジングサイン」とやっておきたいヘアケア
一般的に、髪は年齢とともに質感が変わるといわれています。
美容師の野澤琢眞さんによると、髪質の変化を防ぐことは難しくても、しっかりとしたケアを行えば美しい髪をキープすることはできるそう。
今回は野澤さんに、年齢とともに起こる髪質の変化とその予防策を紹介してもらいました。これから起こる髪の変化を十分に理解して対策を取りましょう!
年齢とともに起こる髪質の変化
髪はタンパク質、水分、油分が主な成分です。
若いうちはこの3つの成分がバランスよくあるのですが、年齢とともに特にタンパク質が少なくなっていき、髪の柔らかさがなくなったり、パサつきやゴワつきが出てきてしまったりします。
さらに、タンパク質の量が少なくなってきてしまうと、カラーやパーマによるダメージが進みやすくなってしまうのです。
人によっては昔はなかった髪のうねりやクセが出てきてしまい、髪がまとまりにくくなることも……。
やっておきたい!髪のエイジングケア
美しい髪をできる限りキープするために、やっておきたいケアを2つ紹介します。
(1)ドライヤーの前にはトリートメントを
髪のエイジングケアの基本は、年齢とともに失われる“タンパク質”を毎日のトリートメントで補うこと。
タンパク質は熱に非常に弱いため、毎日のドライヤーにはとくに気を付けなければいけません。
濡れたままの髪を直接乾かすのではなく、乾かす前には洗い流さないトリートメントを必ずつけるようにしてください。
(2)頭皮ケアでシワ予防
頭皮と顔は、1枚の皮でつながっています。
頭皮が緩んでしまうと、顔も緩んでしまい、おでこのシワやほうれい線の原因にもなることも。
また、顔が緩むと、胸やヒップが下がるなど、体形にまで影響するともいわれているので、ぜひしっかり頭皮ケアを行ってください。
専用のスカルプトニックを頭皮につけて、毎日軽くマッサージするだけでOK! マッサージは、筋肉量の多い顔まわりと首の付け根を中心に行ってくださいね。
毎日のコツコツとした努力が、数年後の美しさにつながります。
今から髪のエイジングケアをはじめましょう!