誰も教えてくれない…仕事がデキる人こそやっている「社内気配り」とは
あなたの周りに「気配り上手だな」と思う人はいませんか?
マナー講師の桜美月さんは、よい仕事は、よい人間関係から生まれると言います。
よい人間関係を築くためには、“何気ない気配り”がとても大事。
そこで今回は桜さんに、デキる人がやっている社内気配りを教えてもらいました。
気配りができる人は仕事がデキる!?
さりげなく気配りができる人は、仕事がデキると言われることが多いですよね。
気配りは、相手を心地よくするだけではなく自分自身も快適に仕事ができ、さらにビジネスチャンスにも恵まれるという利点があります。
決して上司や苦手な人に媚びを売ったり、過度に気を遣うというこではありません。相手に興味を示し、話に耳を傾け“共感できる力”を養うことが大切です。
1:まずは話を丁寧に聞くことから
社内であれ取引先であれ、人の話は真剣に聞くことが大切。それが最初の気配りになります。
相手の目を見て優しいまなざしで聞き、相手に合わせてうなずいたり、あいづちを打ちます。
相手が話をしている途中で自分の話をはじめたり、相手の意見を否定したりすると相手の心は閉じてしまうもの。
一度閉じてしまった心を開くのには、かなりの時間と労力がかかります。
また、真剣に聞いているつもりでも、腕を組んだりしていると相手に威圧感を与えることも。
無反応なのも冷たいイメージを持たれてしまうので、相手と自分が話しやすい雰囲気づくりをすることを忘れないようにしましょう。
デキる人は、自分の話より相手にいかに気分よく話をしてもらうかを心得ています。
相手が気持ちよく話をすることにより、よりよい仕事ができたり、よりよい情報を取得できるということを知っていからです。
2:相手のよいところに目を向けて褒める
自分から関心を示せば、相手もまた関心を寄せてくれます。
人は、自分に対して好意を示してくれたり、評価をしてくれる人に対して同じように好意や誠意のある態度を示すものです。
そのためにも相手のよいところに目を向けて、誇張して褒めるのではなく、たとえば、報告書を「いつもわかりやすくまとめてくれて助かります」など、さりげなく褒められるようになるとよいですね。
褒めることが苦手な人は、“褒めるトレーニング”だと思って、進んで相手のよいところを見つけ、普段から言葉に出して相手に伝えることからはじめましょう。
誰に対しても自然に気配りができるようになると、社内・社外の人間関係もスムーズになり、仕事もうまく運ぶようになります。
仕事でのストレスも減ってくると思いますのでぜひ試してみてくださいね。