乾燥や抜け毛が気になるときに!美容師直伝「秋にすべきヘアケア」とは
季節が変わるたびに、髪のトラブルは変化していきますよね。そのため季節が秋に変わるとともに、髪に対するアプローチを変えていかなければなりません。静電気、抜け毛、乾燥……、あなたは何が一番気になりますか?
そこで今回は美容師の野澤琢眞さんが、秋に起こりうる“髪のトラブル”とその対処方法をご紹介します。
秋に起こりやすい髪のトラブル3つ
その1:夏のダメージの蓄積
秋は夏の終わりでもあります。夏に浴びた紫外線や明るめのカラーリングにより髪のダメージが蓄積され、秋になる頃にはそのダメージが最高値になっている場合が多いです。そこで冬に入る前に、丁寧にヘアケアをしてダメージ補修をしておきましょう。
寒い季節になると、髪を下ろすことも多くなるかと思いますので、少し髪を短くしてダメージ部分を少なくするのがおすすめ! カラーも夏の間に退色した黄色味を、暗めのトーンにイメチェンして、見た目のツヤを出すようにしてみてはいかがでしょう。
それから毎日のトリートメントをしっかりと行い、夏の間に髪から流失した成分を補うことを目指しましょう。
その2:髪の乾燥
秋から冬にかけて気になるのが“乾燥”。髪は空気が乾燥すると摩擦が生じるたびに静電気が発生し、髪の潤いがないように見えてしまいがちに……。
そこで秋からは髪の乾燥対策として、クリームタイプの洗い流さないトリートメントを使うのがおすすめ。クリームタイプのトリートメントは、髪につけるとモイスチャー効果で髪に潤いを与えやすいだけでなく、乾燥へもアプローチできるので静電気を抑えたいときにもおすすめです。
化粧水や乳液のように、髪の保湿を忘れないようにしてくださいね。
その3:抜け毛
季節の変わり目は抜け毛が多くなるといわれていますが、その一因として気温や気候の変化や環境の変化があります。
抜け毛が気になるときは、“ヘアトニック”をつけるのがおすすめです。ヘアトニックは髪の根元にある毛根に塗布することで、髪に栄養をあたえ髪を太く頑丈な髪質へと導いてくれます。
ヘアトニックは頭皮を清潔な状態にしてから塗布しないと、思うような効果が得られにくいです。なので、シャンプー後の髪を乾かす前につけるのがおすすめ! 美容室で購入することも可能ですので、気になる方はぜひプロの方に相談してみてくださいね。
今回ご紹介した秋に起こりやすい髪のトラブルをあらかじめチェックして、美髪をキープしていきましょう!
【画像】
※ Nina Buday、plprod / Shutterstock