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秋冬物の服を買い足す前に!衣替え時にやっておきたいクローゼット整理術

2019.10.05

今年は真夏を過ぎてもしばらく暑い日が続いていましたが、それもようやく落ち着いてきて秋冬物の服も買い足したくなるような気候になってきましたね。

洋服や靴などを買い足す前にやっておきたいのが夏物の整理です。

ワンシーズン着なかった自分の服や、サイズアウトしそうな子ども服など、衣替えのタイミングで整理できると来シーズンを迎えたときにラクになります。

そこで今回は整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんに、夏シーズンが終わるにあたって見直したいクローゼット整理のポイントについて、洋服・靴・子ども服にわけて紹介してもらいました。

季節の変わり目に棚おろし!クローゼットの洋服の見直しポイント

出典: GATTA(ガッタ)

まずは洋服についての夏物見直しから。

今のうちにやっておきたい見直しポイントが、“この夏一度も着なかった服をピックアップしておく”ということです。

ワンシーズン全く着ることがなかった服は、もうこの先も着ない可能性が高いですよね。

出典: GATTA(ガッタ)

そして着なかった服をピックアップしたら、次にやっておきたいことが着なかった理由の分析と来シーズンに向けた対処を決めるということ。

筆者の場合は、洋服はこまめに処分していたため、今回の見直しで引っかかった服は3枚ほどでした。

それぞれの着なかった理由の分析と対処策を挙げてみると、

1.リネンのワイドパンツ
理由:シルエットが今っぽくない
対処策:思い切って手放す

2.レースのショートパンツ
理由:年齢的にショートパンツが厳しくなってきた
対処策:手放す

3.ブラウンのパンツ
理由:着たかったがウエストが緩くダラッとしてしまった
対処策:ウエストを詰めてまた着る

という感じで、着なかった理由が改善可能なブラウンのパンツ以外の2着は手放すことにしました。

衣替えのときなど、着なかった服もなんとなく「また着るかも……」と残してしまう方も多いと思いますが、ワンシーズン着なかった服は次のシーズンも着ない可能性がかなり高いものです。

ぜひ、しまい込む前にしっかり見直してみることをおすすめします。

ライフスタイルに合わせて再チェック!シューズの見直しポイント

出典: GATTA(ガッタ)

続いては靴についての見直しです。

靴も夏物のサンダルなどは洋服の衣替えのタイミングで見直したいもの。

これも洋服同様に、“この夏一度も履かなかった靴をピックアップする”というのが入れ替え前のポイントです。

出典: GATTA(ガッタ)

筆者の場合は見直してみたところ、一度も履かなかったのはこちらの3足でした。

履かなかった理由を考えると、どれもデザイン的に今の服にしっくりこなくなったためでした。そのためこちらはこれを機に手放すことに。

また、靴の場合は洋服以上に傷みが激しいもの。

そのため、残すと決めた靴のなかでかかとが減っているものや傷があるものは、しまい込む前に修理などのメンテナンスをする、というのもポイントだと思います。

次のシーズンに履くときに気持ちよく履けるようにするため、お気に入りの靴でも傷みがひどい場合は今シーズン限りにしたり、修理に出してきれいな状態でしまうようにしたりすると来年の自分がラクになります。

出典: GATTA(ガッタ)

また、靴は洋服以上にライフスタイルの変化の影響を受けやすいものです。

秋冬用の靴も衣替えのときにあらためて見直してみて、今のライフスタイルに合わない靴は思い切って手放すということもアリ。

筆者の場合は、ここ最近、仕事のときは歩き回ることや立ちっぱなしのことが増えたため、ヒールの高いパンプスを履く機会がまったくありませんでした。そのため、秋冬シーズンを迎える前にこちらも思い切って一気に手放すことに!

産休・育休や復職、転職などでライフスタイルが大きく変わった方は、全体的に靴を見直すことをおすすめします。

サイズを要チェック!子ども服の見直しポイント

出典: GATTA(ガッタ)

そして最後は子ども服についての見直しです。

子ども服の場合、大人と大きく変わる要素として、“来シーズンは着るサイズが変わる可能性が高い”ということが挙げられます。

そのため、今よく着ている服もサイズが今すでにギリギリの場合は来年の夏に着られない可能性が高いため、シーズンオフ服としてしまう前に、手放す、またはお下がりとしてまとめておくことが大事です。

出典: GATTA(ガッタ)

筆者宅の子ども達の場合は、そもそもの服の量が少ないほうですが、それでも長男はトップス3枚、次男はトップス2枚、ボトムス2枚が来シーズンはサイズアウトになりそうでした。

そのうち、汚れが目立つものや傷みが激しいもの、お下がり先のない次男の服は処分対象へ。

長男の服で状態がよいものは、次男のお下がりにすることにしました。

ちなみにお下がりにする場合、次に着るタイミングまで1年以上間が空いてしまう場合は、バッグなどにサイズ・種類別に分けてまとめて“100サイズ・夏物トップス”などのようにラベリングして収納しておくと使うタイミングになったときに便利です。

 

忙しいと、つい「来年も着るかも」と判断を先延ばしにしてしまいがちですが、しまい込む前にちゃんとチェックすることで秋物を増やす余裕ができたり、来年の夏を迎えたときにも気持ちよくスタートできたりするようになると思います。

ぜひこのタイミングで、クローゼットの見直しをしてみてはいかがでしょうか?

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