TOP ビューティ 想像と違った!美容師が教える「勘違いしがちなNGケア」7選

想像と違った!美容師が教える「勘違いしがちなNGケア」7選

2019.10.03

日々生活をしているだけで、ダメージを受けている髪。トリートメントやドライヤー、ヘアアイロンのようなヘアケアグッズを使用しているけど、思うようなツヤ髪、サラサラ髪にならない……もしかしたら、正しいヘアケアを勘違いしているかもしれません。

そこで今回は、美容師さんに聞いた“勘違いしがちなNGケア”をご紹介します。なんとなく思い込みでケアしていた方、必見です!

NG1:オイルは髪全体に塗るため3~4プッシュ

出典: GATTA(ガッタ)

ヘアオイルを使っていて、ベタつく原因として一番多いのが“使用量”を守れていない場合。オイルなのでつけすぎると重たくなり、ベタつきやすくなります。

基本的にはショートは1プッシュ、ボブは1.5プッシュ、ミディアムロングは2〜3プッシュがおすすめ! ただ、製品によって使用量は異なるので、あくまでも目安にしてみてください。ベタつくのが不安なときは少なめにするのがいいですよ。

NG2:ヘアオイルは髪の毛を乾かす前に塗る

出典: GATTA(ガッタ)

ヘアオイルは使うタイミングも大切です。タイミングを間違うと、べたつく原因になります。ヘアオイルの種類によって使い分けていきましょう!

アウトバスタイプのヘアオイルは、髪の毛が濡れている状態で塗ってから、ドライヤーで乾かして。

スタイリングタイプのオイルは、髪の毛が乾いた状態で仕上げに使ってください。このオイルを髪の毛が濡れた状態で使ってしまうと、べたついて乾きにくくなってしまうので注意!

NG3:口コミで評価が高いトリートメントを選ぶ

出典: Maryna Pleshkun / Shutterstock

毎日行うトリートメントはどんなものを選べば良いか? 大切なのは、自分の髪質を見極めることです。口コミで評価が高いトリートメントでも、自分の髪質にあわないこともあります。

チェックポイントは3つ。

(1)髪の癖があるかないか

(2)髪が硬いか、柔らかいか(太いか細いか)

(3)ダメージはどのくらいあるか

これによって、使うトリートメントの種類が変わります。自分がどのカテゴリーに属するか見極めるのは難しいので、ここはぜひプロの美容師さんにカウンセリングしてもらいましょう。

自分はどのタイプのトリートメントを使えばいいのか、相談してみてくださいね。

NG4:トリートメントを髪全体にしっかりつける

出典: New Africa / Shutterstock

シャンプーで汚れをしっかりと取り除いたあとに、トリートメントで髪の内部に栄養を入れていくわけですが、このトリートメントの付け方を間違えている方が多いのです。

具体的に説明していきます。まず次のうち、間違ったトリートメントの付け方はどれだと思いますか?

(1)トリートメントは髪全体にまんべんなくしっかりつける

(2)トリートメントは髪につけた後すぐに洗い流す

(3)トリートメントはつけ終わったらしっかりと流す

正解は……実は“全てNG”なんです!

トリートメントはダメージの進んでいる毛先にだけつけるようにしてください。根元にトリートメントをつけてしまうと髪の立ち上がりがなくなりペタッとした仕上がりになりやすいです。

そして、トリートメントはつけた後すぐに洗い流さずにしっかりと手で揉み込み、浸透させるための時間をおくようにしてください。

NG5:ヘアアイロンはしっかり巻けるよう180度以上に設定

出典: G-Stock Studio / Shutterstock.com

ほとんどのヘアアイロンには、温度調節機能があります。

低温であればあるほど髪は痛みにくいですがカタチはつきにくくなり、逆に高温になればカタチは出やすいですが傷みやすくなります。

目安として180度を上回らないようにしてください。それ以上の高温で使ってしまうと髪のタンパク質が硬化してしまい、髪の柔らかさがなくなってしまいます。

一度硬化してしまった髪は、元の状態に戻りにくいといわれているので気を付けてくださいね。

NG6:巻きが取れないように、長時間アイロンを当てる

出典: Lumen Photos / Shutterstock.com

180度以下で髪にヘアアイロンを使う際に、もうひとつ気をつけて欲しいのが3秒ルールです。

3秒ルールとは3秒以上髪にアイロンを当て続けてはいけないということ。温度と同じく、長い時間熱を当て続けると髪を痛めてしまう可能性があります。

最悪の場合、髪が溶けたり焦げてしまったりすることもありますのでご注意を!

また、巻き終えた髪をすぐになじませてしまうとカールの持ちが悪くなってしまうので、髪の熱の温度がある程度冷めてからほぐすようにしてください。

NG7:ストレートアイロンは髪の毛を挟みながら動かす

出典: puhhha/Shutterstock

ヘアアイロンの摩擦によるダメージは日々の蓄積でだんだんと大きくなります。

滑りのよいヘアアイロンを選ぶことも重要ですが、現在使っているヘアアイロンでも、巻き方を工夫することで、ダメージは抑えられますよ。

ヘアアイロンを挟みながら動かすと、非常に大きな摩擦がかかります。そのため、動かすときには髪とヘアアイロンの間に一枚空気を間に入れるイメージしてみて。摩擦を最小限に抑えることができますよ。

 

普段何気なくしていたヘアケア。憧れの髪質や髪型を叶えるために、正しいヘアケアを知ることからはじめましょう!

【画像】
※ pangaea / PIXTA(ピクスタ)、 Maryna Pleshkun、 New Africa、 G-Stock Studio 、 Lumen Photos、puhhha / Shutterstock

※ こちらの記事はGATTAの過去掲載記事をもとに作成しています。

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