どんな髪質の人も!美容師が教える「朝やるべき」ヘアケア習慣3つ
猫毛や剛毛、クセ毛など、髪質によってヘアケアの方法はさまざまですが、どんな髪質の人でも共通して実践したいヘアケアがあるそう。
そこで今回は、美容師の野澤琢眞さんに、どんな髪質の人も朝起きたときにやるべきヘアケア習慣を教えてもらいました。
1:起きたらまず髪をリセットする
夜寝ているとき、髪の毛と枕との間に摩擦が起きます。とくにクセ毛の方は髪が爆発したり広がったりすることも……。
だから、朝起きたらまず髪を濡らしてリセットしましょう。
基本的には水やお湯で髪を濡らして広がりを抑えればOKですが、できればミストタイプの洗い流さないトリートメントをおすすめします。ミストタイプの洗い流さないトリートメントは、髪を濡らしながら髪の内部に栄養を届けることができるので一石二鳥なんです。
髪を濡らした後はしっかりとドライヤーをして、髪を乾かすことも忘れずに!
2:コテやアイロンの前にはベース剤を
髪をセットするときにコテやアイロンを使うと思いますが、熱処理を加える前にベース剤をつけましょう。
髪を巻く前のベース剤の多くは、髪の内部にあるタンパク質を壊さないための成分が入っているのと、“擬似キューティクル”という人工的に髪の表面を覆うキューティクルを一時的につくるので、髪が傷むリスクを抑えることができます。
乾燥が気になる方は、オイルタイプがイチ押し。乾いた髪に適量をなじませてから髪を巻くようにしてください。質感も今っぽいウェット感のある仕上がりになりますよ。
3:スタイリング剤で髪を守る
スタイリングの最後には、髪にスタイリング剤をつけますよね。
スタイリング剤は髪の毛を動かしたりツヤを出したりするものですが、髪自体を油分でコーティングするので外部刺激から守る効果も期待できるんです。
普段生活をしているだけで、髪は自然にダメージを受けます。とくに外出時は紫外線の影響も受けるので、髪に何もつけずにいるのはよくありません。
髪を守るためにも、朝のスタイリング時はなるべくスタイリング剤をつけるようにしてください。
夜は必ずシャンプーをして、スタイリング剤を落としてから就寝するのもお忘れなく!
今回はどんな髪質の方でもぜひやってほしい毎朝のヘアケア習慣をご紹介しました。
朝はなかなか時間がないとは思いますが、すてきなヘアスタイルを維持するためにぜひ習慣化させてくださいね。