パウダーだけで仕上げるのはダメ?1日中消えない「眉」の描き方
朝しっかりとメイクをしたのに、気が付いたら眉が薄くなっている!……なんて経験は誰しもあるはず。
夕方でも消えない眉をつくるためには、ベースの肌の状態とアイテム選びが重要です。
今回はビューティープロデューサーの小笠原彩さんに、1日中消えない眉を作るメイクテクを紹介してもらいました。
「消えやすい眉」につながるNGメイク法
最初に、眉を消えやすくするNGメイクを紹介します。
(1)パウダーだけで仕上げる
薄眉さんの場合、パウダーだけで仕上げるのはNGです。パウダーだけでもOKなのは、自眉がしっかりしていて、色味を少し追加したい方のみ。
そもそもパウダーは、自眉に色をつけたり、アイブロウペンシルで描いた眉線をぼかすために使うアイテムなので、眉を描くには適していません。
(2)眉に油分や水分が多く残っているうちにメイクをする
床の上にワックスが塗られていると滑りやすいのと同じで、油分や水分が肌にそのままのっている状態でメイクをすると、どうしても上からのせたものを安定させることが難しくなるもの。
眉メイクも同じことが言えるんです。
「消えない眉」をつくるメイクテク
本題である消えない眉の描き方を紹介していきます。すぐに取り入れられる簡単なテクニックなので、ぜひ実践してみてくださいね。
(1)ティッシュで油分と水分をオフ
スキンケアが終わった時点で、眉もしっかりとティッシュオフをし、余分な油分や水分を取り除きましょう。このひと手間で眉の持ちが断然変わります。
(2)リキッドで土台をつくる
次に、アイブロウリキッドで土台をつくりましょう。
筆者のイチ押しは、アネッサの『パーフェクト アイブロウ』。汗や皮脂にも強く、1日中つけたての仕上がりをキープしてくれるアイテムです。持ちがよいと評判なので、迷ったらぜひチョイスして。
「できる限りポーチを軽くしたい!」という方には、アイブロウリキッドとパウダーがセットになっている、KATEの『ラスティングデザインアイブロウW N』がおすすめ。
(3)リキッドとパウダーで、サンドイッチにする
リキッドで描いた眉に、アイブロウパウダーを重ねましょう。落ちやすい眉尻は、再度リキッドを重ねて、サンドイッチにするとより落ちづらくなります。
「眉が欠けてしまう……」という悩みは、季節問わずつきまとうもの。NGメイクをしっかり押さえて、“1日中消えない眉”を手に入れましょう。