「もうイヤ…」魔の2歳児イヤイヤ期、海外ママ流の乗り切り方
子育てで避けられない、魔の2歳児……通称“イヤイヤ期”。成長の一過程なので喜ばしいことですが、ママの頭を悩ませることもありますよね。筆者自身も現在進行形で、2歳児の子育てに奮闘しています。
今回は、シンガポールにて子育てをしている筆者が、海外のママ友から学んだ“イヤイヤ期”の子育てを乗り切る方法をお伝えします。
やりたいようにやらせる
“イヤイヤ期”は、生まれて初めての子どもの反抗期。自分のやりたいことを主張するなど意思がはっきりしてくる時期です。海外ママは、子どものそういった意欲にフタをしてしまうことはよくないと考えています。少し注意して聞かないようなら、やりたいようにやらせます。
たとえば、ごはんの時間になかなか遊ぶのをやめない子ども。「じゃあ、ママは先にごはん食べるねー。〇〇は遊び終わったらおいでー」と言います。子どもは、キリが良くなったら、もしくは「ママが食べているなら」とごはんを食べにきます。
もちろん本当は一緒に食べたいですが本人にその気がない場合、説得するのはママも子どももストレスがたまってしまいます。目くじらをたてず、やりたいようにやらせてあげるのも乗り切り方の一つです。
大人の常識は子どもには通用しない
「こうしてほしい」「こうしなければならない」……周りの目を気にして、子どもに大人の社会の常識を押しつけていませんか? 海外ママは、まず子供目線にたって子育てをしているのが印象的。もちろんいずれは社会の常識を教えなければなりませんが、2歳児の今、すべてをできている必要はありませんよね。
たとえば、公共の場で泣き叫んでいる子ども。周囲が理解ある人ばかりだと良いですが、そんな人ばかりというわけにはいきません。けれど焦って泣きやませようとしても逆効果。ママが焦ったり、怒ったりすればするほど、子どもは泣きやまなくなります。
周りの目が気になるようであれば、人通りがいないところに移って泣きたいだけ泣かせてみるのも良いでしょう。
ママもストレス発散!怒りをコントロール
ママだって人間ですから、なかなか言うことを聞かない子どもにイライラして、つい怒鳴ってしまうこともあります。けれど状況を余計悪くしてしまうだけのことが多いですよね。
怒りをコントロールするために、少し子どもから離れたり運動したりしてストレス発散しましょう。ママの笑顔が子どもの笑顔のみなもとです。
子育ては一筋縄ではいきませんが、子どもの成長は間違いなくママにとってうれしいもの。イライラし過ぎず、何事も楽しむことを心がけましょう。
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※ Waraporn Chokchaiworarat、Oksana Kuzmina、Syda Productions / shutterstock