キレイな髪色をキープしたい!美容室帰りのカラーを長持ちさせるコツ
美容室へ行く楽しみの1つが、ヘアカラーをして雰囲気をガラッと変えること。
実はこのカラーは、普段のお手入れの仕方で色持ちや退色具合が変わるんです。せっかくカラーをしたのであれば、なるべく長持ちさせたいですよね。
そこで今回は美容師の野澤琢磨さんに、美容室で染めてもらったカラーをなるべくきれいに長持ちさせるコツを教えてもらいました。
1:カラーをしたその日のシャンプーはどうする?
カラーリングをしたその日はなるべくシャンプーをしないほうがいいと聞いたことがあると思いますが、これはカラーの色素が髪に浸透して安定するまでに約24時間かかるからです。
なので、カラーをしてから丸1日はシャンプーは避けたほうがカラーの持ちは断然よくなります。
また、熱いお湯はカラーの色素を流失させやすくするので、数日はなるべくぬるま湯で髪を洗うんがおすすめです。
2:ダメージ補修でカラーの持ちが変わる
髪はダメージが進んでいるほどカラーの退色は早くなります。
理由はダメージのある髪は表面のキューティクルという組織が開いており、カラーの粒子が流失しやすくなってしまうからです。
カラーの退色を抑えるためには、日頃からしっかりと洗い流さないトリートメントを行い、このキューティクルを閉じさせ、内部からカラーの粒子が抜けにくくすることが大切! 「面倒くさいから」と手を抜かずに、毎日欠かさず行いましょうね。
3:カラーシャンプー、カラートリートメントを活用しよう
毎日のシャンプーとトリートメントでカラーの色素を補うことも効果的!
最近では、カラーの色によってさまざまな種類のカラーシャンプー、カラートリートメントが発売されています。
寒色系の人には「グレイシャンプー」、暖色系の人には「ピンクシャンプー」、黄ばみを抑えたい人には「紫シャンプー」などと、自分のカラーに合わせてぜひ使ってみてください。
同じくカラートリートメントもありますが、カラートリートメントはカラーシャンプーよりもさらにしっかりと色素を入れてくれるので、併用して使うことで退色をグンと抑えることができますよ。
今回紹介した方法を行えば、次の美容院の日まできれいに色を持たせることができるはず。
1日でも長くきれいを維持できるよう、日々のケアを徹底しましょうね!
【画像】
※ YAKOBCHUK VIACHESLAV、Africa Studio、BLACKDAY / Shutterstock