あたり前をやめてみるだけ!ラク家事につながる「ゴミ箱」配置のコツ
家具やキッチンアイテムや掃除道具など、身の回りにあるさまざまな暮らしのグッズたち。
暮らし方は人それぞれなのに、「これがあたり前」 といった思い込みで、その数や置き場所や置き方を深く見直すことなく使い続けていませんか?
そこで今回はインテリアブロガーのsumikoさんに、どこの家にもある“ゴミ箱”を例に、ラクを追求する配置のコツを紹介してもらいました。
1:「床」に置かないことで、きれいをキープ
家庭のゴミ箱と聞くと、丸だったり四角だったりの筒状のアイテムを床に置くパターンが多いのではないでしょうか。
けれどこの“視界に入らない足元に置く”という置き方のせいで、ついゴミ箱に入りきらなくなった場合や、大きくて入らないものなどをゴミ箱の周囲の床にも積み上げてしまいがち。
ゴミを回収するまで、ゴミ箱の周囲がゴミ置場になってしまうなんてことが多いんです。
視界に入るように台の上に置いたり、引っ掛けて浮かせるタイプのゴミ箱なら、ゴミがいっぱいになると気になってこまめに回収するようになります。
また、ゴミ箱自体も目に入る場所にあると汚れが気になり、こまめに掃除するなど、清潔を保ちやすくなりますよ。
2:「小さくて蓋付き」のアイテムにチェンジ!
筆者宅のキッチンでは、振り返れば後ろに家中のゴミを集めるための大きなダストボックスがあるのにも関わらず、
その開閉の手間をつい億劫に感じてしまい、シンク周りにゴミを積み上げてしまうことが多々ありました。
そこで、ゴミ箱を適度に小さくして、蓋付きのものに変えてみることに。
すると、上限があるゴミ箱のおかげで、後ろの大きなゴミ袋にこまめに捨てようとする心理的効果が働くようになり、見苦しく生ゴミを積み上げてしまうことがなくなりました。
3:「一部屋にひとつ」をやめたら一気に楽に!
そして最後に見直したいのは、最もゴミ箱の常識と思われがちな“各部屋にひとつずつ置く”ということ。
筆者宅には、家中のゴミをまとめる大きなダストボックスを家の中心的な場所において、各スペースのゴミ箱は必要最低限の数に絞っています。
ゴミ箱のない部屋で作業や勉強をしたとしても、リビングに戻るついでにゴミをひとまとめにして持ってきて捨てるだけなので、さほど不便を感じることもありません。
それよりも、毎朝の各部屋のゴミの回収作業や、各部屋の一つひとつのゴミ箱自体のメンテナンスの手間がなくなることのラクをとる方がおすすめですよ。
「あたり前」と思っていたゴミ箱の置き方や置く数。
こうしてあらためて、自分の暮らし方と擦り合わせてみると、簡単に削ぎ落としたり工夫したりすることがいくつも出てきます。
そして、ゴミ箱ひとつの見直しで、億劫な家事を驚くほどなくすことができてしまいました。
身の回りの「あたり前」を一つひとつチェックして、ラク家事につなげていきたいですね。