体力いらず&座ってできる!脱ぽっこりお腹を目指す「骨盤ストレッチ」4STEP
夏になると気になるのが、ぽっこりと出てしまったお腹。ぽっこりお腹の原因はさまざまですが、ヨガインストラクターのyuukaさんによると骨盤底筋群のゆるみにより、内臓を支える力が弱くなり下がってしまうことが原因の1つにあるそう。
そこで今回はyuukaさんに、体力に自信がなくても簡単にできる“骨盤底筋群のストレッチ”を教えていただきました。
骨盤底筋群ストレッチとは
骨盤底筋群とは、恥骨、坐骨、尾骨にかけてハンモック状についている骨盤の底にある筋肉のこと。yuukaさんいわく、骨盤底筋群は、膀胱や子宮、腸を支えているのですが、力がゆるんでいるとうまく支えることができず、内臓の位置が下がりやすくなってしまうことがあるんだとか。
また、出産後の尿漏れなどの悩みを引き起こしやすくなってしまうことも。とはいえ、いきなり鍛える!のではなく、まずはゆるみを改善するストレッチからはじめるのがおすすめとのこと。
座ってできる「骨盤底筋群ストレッチ」4STEP
(1)椅子に浅く腰をかけましょう。固い台の上に座る場合は、写真のように台をまたぐように両脚を広げるか、浅いあぐらの姿勢がいいでしょう。
(2)息を吐きながら腰を後ろに倒していきます。
(3)息を吸いながら椅子(または台)に坐骨を押し付けるように、腰を前に出します。少しだけ骨盤を前に押し出し、腰を反らすようにしても良いでしょう。
(4)この流れを30秒程度くり返します。骨盤底筋群がストレッチされていくのを感じながら行いましょう。
筒状のタオルの使ってもOK
用意ができれば、長方形のタオルを用意しましょう。タオルは筒状に、固めに丸めます。丸めたタオルは縦に起き、その上をまたいで座ります。その状態で上記のストレッチをしてもいいでしょう。(※痛みを伴う場合は通常のやり方で行ってください)
骨盤底筋群がストレッチされると、骨盤が立ちやすくなり姿勢も真っ直ぐに伸びやすくなるはず。
腰がなんとなく丸まって疲れやすいなと感じた時にもおすすめのストレッチです。無理のない範囲で挑戦してみて!