これだけで一気に変わる!? おしゃれ部屋のカギを握る「壁づくり」のコツ3つ
整理収納のレッスンも行っている整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さん。その場でお客様から相談されるのが“お部屋はある程度片付いているが、味気ないので壁などに何か飾りたい”というものなんだとか。
そう思っても、センスに自信がないと何を飾ればいいのか分からないですよね。整理収納のプロである七尾さん自身も、インテリアについては失敗や試行錯誤を繰り返し、ようやくご自身のお気に入りを少しずつ見つけられるようになったそう。
今回の記事では、七尾さん自身の経験から、できるだけ失敗せずに壁を飾るものを選ぶ簡単なコツについて教えてくれました。
1:大きめポスターならモノトーン系&シンプルデザインから挑戦する
広い壁面に飾れるような、大きいサイズのポスターは、何を選べばいいのか分からなくなりますよね。そんなときのコツは“モノトーン系などシンプルなデザインのものを選ぶ”こと。
お部屋を明るくするためにカラフルなポスターにしてもよいですが、ほかのインテリアとの色合わせを考えるとむずかしい挑戦です。
まず最初は、モノトーン系からトライするのがおすすめ。筆者宅のリビングで飾っているポスターも、モノトーンで白の分量が多め。シンプルでありながらも、遊び心のあるデザインが気に入っています。
そしてこちらの“Stendig Calender”というビッグサイズのカレンダーも、色味がモノトーンだからか大きさの割に悪目立ちしません。カレンダーは意外とスペースを取りお部屋の印象を左右するアイテムの1つなので、選び方ひとつでお部屋のイメージが変わってくるのではないかと思います。
こちらは寝室に飾っているポスターとタペストリー。こちらは背景がベージュなのでモノトーンではありませんが、シンプルデザインを選んでいるのがポイント。そうすることで、複数枚飾っていてもそれぞれがケンカせず、お部屋の調和が取れます。
2:色味を足すなら小さめのポストカードやファブリックから挑戦
モノトーンばかりでは味気ないのでもう少し色味を足したいという方は、“小さめのポストカードやファブリックを飾る”ところからスタートするのがおすすめです。
筆者宅のリビングでは、夏っぽさを出すために雑貨屋さんで見つけたブルー系のポストカードを飾っています。ポストカードサイズなら悪目立ちしないので、マスキングテープなどで壁にペタペタ飾ってみてもかわいいですよ。
また、フレームに入れたファブリックも差し色をするのに活用できます。ファブリックは北欧インテリアが好みであれば北欧生地を、和テイストが好きであれば和柄を……という感じで、好みのテイストの生地を選ぶと自然と統一感が出てきます。
3:遊び心を加えるなら100均グッズでローリスクに挑戦する
さらに遊び心のあるインテリアに挑戦したいという方は、“失敗しても惜しくない100均グッズから試してみる”のはいかがでしょう。筆者宅の子供部屋の壁面にはセリアやダイソーのインテリア小物を飾って、いろいろと挑戦してみています。
リビング奥の壁面に飾っている三角形のディスプレイとフェイクグリーンもセリアで購入したもの。100均グッズも侮れません。
筆者自身、インテリアについてはまだまだ勉強中。いろいろ試してみないと自分の好みもわからないので、100均グッズでリスクが少なく試せるのはありがたいです。
記事ではいくつかコツを紹介しましたが、結局“まずは挑戦してみる”ということが1番大事なのではないかと思います。100点満点のインテリアなんて、そうそうすぐには見つからないもの。
リスクが少なそうなところからトライしてみれば、理想のインテリアをいつか見つけることができるはず。ぜひいろいろ挑戦をして、自分なりにインテリアを楽しんでみてくださいね。