「敷くだけ」で家事の時短につながる!? 目からウロコのアイデア3つ
お部屋づくりに必要不可欠なインテリアグッズ。デザインに惹かれたもの、機能が気に入ったものなど、お気に入りのアイテムでつくられた空間は最高ですよね。そこからさらに、インテリア自体が家事の時短につながればいうことナシ!
そこで今回は、インテリアブロガーのsumikoさんが、そんな理想的なインテリアグッズについてご紹介します。
インテリアコーディネーターとして大きな家具から小さな雑貨までを提案してきた経験をお持ちのsumikoさん。家の中で“敷くもの”を例に、家事の時短を叶えるインテリアグッズの選び方のコツを教えてくれましたよ。
1:リビングのカーペットはビニールマットに
筆者宅の最も大きな“敷くもの”であるリビングのカーペット。もともとは何も敷いていなかったので、メンテナンスが家事に追加されることが心配でした。そこで選んだのは、ビニールマット。
撥水性があって汚れにくいのがうれしいこの素材。もし汚れても拭けばOKですし、水洗いも可能! うっすらと汚れを感じたころ、年に一度、30分もかからずに豪快に洗って干す程度の気軽なお手入れで大丈夫です。
日常的に掃除や整理をする場所とは違い、たまのメンテナンスになりがちなインテリアグッズ。つまりそのメンテナンスは“イレギュラーな家事”。普段の家事にさらに追加で行わなければならない“面倒ごと”なのです。
そうなると、大きなインテリアグッズほど、できるだけメンテナンスがラクなものを選ぶのが賢いといえるでしょう。
2:キッチンには床シートを敷き詰める
面倒な家事が増えるなら、家中の“敷くもの”を減らせば、洗うものがなくなってラクになるのでは?と思っている人もいるかもしれません。しかし、キッチンは別!
実は水や油ハネの激しいキッチンは、マットを敷いていないとフローリングの床の傷みが早くなり、逆にメンテナンスが増える原因に。
それでもマットを洗うのは面倒だし、かといって毎日床を拭いて掃除をする自信がない……と悩んでいる人もいるはずです。そんなときは、塩化ビニールの床シートを敷き詰めてしまうという発想の転換がおすすめ!
トイレなどの床材として使われるこの床シート。職人仕様の建材と思われがちですが、最近はホームセンターでも、おしゃれな色柄のものが簡単に手に入ります。カッターで簡単に好みの寸法にカット可能なのもうれしいポイント。
これを使えば、マットの洗濯にも追われず、床も傷みにくいです。たまの拭き掃除でもスルッと簡単に汚れが取れますよ。
3:足拭きマットは専用にこだわらない
最後に、多くの人が使っているであろう足拭きマット。厚い生地のものが多く、乾きにくくて洗いにくいですよね。そのためマットは使わずに、タオルで兼用にしてみたら逆にストレスになってしまった……なんてことも。
そんなときは、間をとって、サイズがコンパクトな厚地のタオルがおすすめ。気軽に洗濯乾燥ができて、家事の時短だけでなく衛生面の管理もラクになります。
インテリアグッズを選ぶときは、デザインや機能性だけではなく、家事の負担にならないようなものを選びたいものです。そして、一緒に暮らす家族の暮らしにもストレスが生じないようにしたいもの。
家事の時短も叶え、暮らしやすさのバランスも取れるインテリアグッズの選び方をしていきたいですね。